「結婚式のお金って、どっちの家がどれくらい払えばいいのかなぁ。」
そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、結婚式にかかる費用は両家でどう支払うのか、分担の方法などを中心にまとめました。
住んでいる場所、育ってきた環境が違えば、考え方もまったく違うものになります。
ことお金に関しては、家族の中でも口論になることもあるので、費用負担に関する知識はしっかりと持っておくべきです。
どうやって話し合いを進めるべきか、そのポイントまで押さえましたので、結婚式を挙げるなら必ず読んでおきましょう。
結婚式の費用は誰が負担する?
まずは、誰がお金を出すのか整理しましょう。
自分たちの結婚式なんだから新郎新婦だけと思われがちですが、実に70%ほどの方が親から援助をもらって挙げているのです。
2人だけで頑張って費用を用意するのもいいですが、難しければ両親に相談して、助けてもらうのも全然悪いことではありません。
分担方法のパターン
誰がお金を負担するか決まったら、それぞれがどのくらい出すのか考えなくてはいけません。
大きく分けて4つのパターンがあります。
- 割合を決めて分担
- ゲストでの人数割り
- アイテムごとに分担
- 一方の家が全額
割合を決めて分担
費用を5:5の折半にする、もしくは6:4や7:3など割合を変えて分担します。
単純な方法ですが、これが簡単で一番わかりやすいです。
ちなみに、割合が違う場合は、高い割合の方を新郎が担当することが多いです。
男性の負担額が多い理由
簡単にいうと、「一般的に男性の方が収入が多い」から。
女性の社会進出が進んだとはいえ、男性の方が平均の収入が多いのは事実ですからね。
しかし、共働きで新婦さんの方が収入が多い場合もあるので、必ずしも新郎さんが多く払う必要はないです。
ゲストでの人数割り
披露宴の費用は、招待するゲストの人数で大きく変わります。
そして、新郎新婦どちらも同じゲストの人数ということにはならないので、アンバランスさをカバーするために、招待した人数に合わせて負担するやり方もあります。
この方法は、一方のゲストが極端に多いときに有効です。
アイテムごとに分担
「結婚式は新婦のためのイベント」とよく言われますが、それは衣装代(ドレスや和装など)やヘアメイク、エステなどの美容にお金がかかるからです。
実際、それぞれにかかる金額を計算すると、男性は女性の半分以下で収まります。
それでは不平等さもあるので、自分たちに関係するアイテムはそれぞれで払うやり方もよく取られます。
ちなみに、お互いに関係するもの(挙式料や会場費など)は、両家で折半することが多いです。
一方の家が全額
少数派ですが、片方がすべて出すケースもあります。
詳しくは、『結婚式の費用を新郎・新婦側のどちらかが全額負担するのはアリ?』で紹介しているので、そちらをご覧ください。


決めるのすごく難しそうですね…
どうやって話を進めていけばいいですか?
両家の意見をどうまとめる?分担方法の話し合いの進め方
いきなり両家全員が揃って話をすると、話が進まずに、最悪の場合は関係が悪くなることもあります。
なので、ポイントとしては、”事前にお互いの両親に意見を聞き、2人がある程度方針を決める”と良いです。
その方針が決まったら、次は両家そろって確認をするという流れで進めれば、大きなトラブルはまず起きません。
両家の間で違う負担方法の考え方
2人で方針を決める際、意識してほしいことがあります。
それは、結婚式の費用負担には、地域性や昔からの習わしが影響していることが多いということです。
なので、両親の意見がまったく違う、ということも結構あり得ます。
その全然違った意見を、2人がうまく調整しなくてはいけない、ということをしっかり意識しておきましょう。
分担方法の話をするタイミング
一回の話し合いですべて終わるかといえば、そんなことはないです。
都度都度、2人が両親に確認を取りながら進めないと、「そんなの聞いてないよ?」とまずい状況になることもあります。
話をするタイミング
- 両家揃って話ができる顔合わせ
- 結婚式場から見積もりをもらった後
- 結婚式の内容や人数が確定したとき
- 結婚式前後の支払い前
両家揃って話ができる顔合わせ
全員がそろうのは、顔合わせ以外ではあとは結婚式当日くらいしかないです。
なので、ここではっきりと、分担方法をお互いに確認しておきましょう。
大切なのは、事前に2人が方針を固めておくことなので、顔合わせ前は前準備をしっかりしておきましょう。
結婚式場から見積もりをもらった後
具体的な金額がわかったら、問題ないかどうかをお互い両親に確認をとってください。
今後の打ち合わせで金額アップしそうなものまで踏まえて話をしておくと、なお良いです。
結婚式の内容や人数が確定したとき
演出や料理等の内容、そして人数まで決まったら、最終的な見積もりをウェディングプランナーから提示されます。
大体、当日の1〜2週間前くらいですが、ここで再度、両親にチェックを入れてもらいましょう。
結婚式前後の支払い前
振り込みをする前に、最後に念押しで確認をしておけば万全。
揉め事が起こってからでは遅いので、何度も何度もチェックして進めてく意識が大事です。
結婚式代の支払いの時期はチェックすること
支払いは誰かが代表してするので、分担するにしても、ひとまとめにしなくてはいけません。
スムーズに進めるためには、支払いの方法やタイミングをチェックしておくと良いです。
支払いについては、『結婚式の費用の支払いはいつするの?タイミングと方法を詳しく解説』にまとめているので、そちらをご覧ください。
以上となります。
大変だと思いますが、幸せいっぱいの結婚式を迎えるためには大切なことですので、一歩一歩進めていきましょう。