西日本最大の都市の大阪は、グルメや観光スポットがたくさんあります。
今回は、都道府県別のコラム第三弾、大阪府の結婚式費用の色々なお金事情についてご紹介していこうと思います。

結婚式自体の相場、ご祝儀の総額、2人の自己負担まで、お金に関することは全て書き出しましたので、大阪を結婚式の舞台に考えている方はぜひお読みください。
大阪府の結婚式費用の相場はどのくらい?
まずは、大阪の結婚式の相場について見ていきましょう。
大阪府の家賃は全国3位とかなり高いので、結婚式も同様に高くなっているのでしょうか。
大阪府の結婚式費用:平均353.9万円
350万円を超えているので、一見高そうに見えますよね?
ですが、実は全国の結婚式の平均と比べると、そうでもないことがわかります。
全国の結婚式相場と比べてどう?
結婚式場は、都道府県すべてにありますが、その全国平均と比べるとどうなのか。
結婚式を挙げた卒花に行ったアンケートでは、このような結果になっています。
結婚式の全国費用平均:357.5万円
大阪府の相場は、全国と比べて約4万円ほど安いことがわかりました。

意外ですね。
大阪って高いイメージがあったんですけど。
東京は375.5万円、福島は395.9万円ですから、大阪の結婚式はかなりリーズナブルな印象がありますよね。
しかし、掘り下げていくと、「大阪の結婚式は安くないかも…」ということがわかってくるんですが、その前に、大阪のご祝儀や自己負担についてチェックしていきましょう。
大阪府のご祝儀と自己負担
結婚式では、ゲストからのご祝儀によって、新郎新婦2人の負担はかなり軽くなります。
では、大阪の結婚式では、卒花の皆さんがどれくらいのご祝儀をいただいていたのか、アンケート結果を見てみましょう。
ゲストからのご祝儀総額:平均217.8万円
大阪の結婚式の相場、それとご祝儀の総額がわかりましたので、自己負担の平均も計算ができます。
新郎新婦の自己負担:平均136.1万円

353万円から考えれば、かなり負担が軽くなったように感じますね。
2人の貯金事情
大阪の結婚式では、平均136.1万円はプレ花の2人が用意していることがわかりました。
この費用のために2人は貯金していたのか、そのアンケート結果もチェックしてみましょう。
夫婦2人の貯金:平均352.8万円
『貯金をしていた』と答えた割合94.1%は、全国平均が88.4%ですから、かなり高い割合と言えます。
また、その金額も全国平均317.2万円と比べて35万円以上も多く、大阪のカップルはかなり堅実な方が多いようです。
親・親族からの援助について
何もお金を出さずに結婚式を挙げられた、という新郎新婦は割と多いです。
それは、ご祝儀だけではなく、お互いの親や親族から援助を受けていたことで、かなり負担が少なくなっていたことが影響しています。
全国平均の70.7%と比べると少し少ない割合ですが、それでも66%のカップルが援助を受けていたのは、かなり多い割合ではないでしょうか。
また、その金額についてもアンケートがありますので、その結果も紹介します。
親・親族からの援助:平均198.3万円
平均して約200万円ということですから、結婚式で手出しがなかったカップルが多いのもうなずけますね。
しかし、経済状況も考え方も、それぞれの家庭で大きく違います。
援助については、お互いの両親を含めた話し合いの場を、早めにするように心がけるといいでしょう。
大阪府の結婚式はゲスト人数が少ない傾向
大阪の結婚式の費用は平均353.9万円と、全国の平均より少ないというアンケート結果でした。
ですが、結婚式の価格は、招待するゲストの人数に大きく影響していますので、招待客の数も考えておかないといけません。
披露宴のゲスト人数:平均62.3人
これは、全国平均69.4人より約7人ほど少ない数です。
ということは、結婚式の総額は変わらないのに人数が少ないわけですから、大阪の結婚式はゲスト1人分の費用が高いということが言えます。
まとめ
今回は、都道府県別の結婚式費用のコラム【大阪府】を紹介しました。
大阪の結婚式の費用は見た目高くありませんが、実はゲストが少ないので、1人あたりの金額は高めです。
また、援助を受けていたカップルの割合は、他の都道府県に比べて少なく、貯金を用意していた方が多かったようです。
お金のことは、パートナーだけではなく、両親とも相談しながらどうするか考えていくように心がけましょう。