日本の首都にあたる東京都は、人口密度が一番高い場所でもあります。
今回は都道府県別のコラム第二弾、東京都での結婚式のお金事情について、掘り下げて紹介していきます。

結婚式の相場やご祝儀、援助にいたるまで、お金に関する話題を全て書きましたので、東京で結婚式を考えている方はぜひお読みください。
東京都の結婚式費用の相場はどのくらい?
都道府県ごとの家賃の相場では、毎年1位になるほどの東京都。
結婚式の費用の相場はどうなっているのか、卒花に行なったアンケート結果を見てみましょう。
東京都の結婚式費用:平均375.5万円

375.5万円…
これは高いんですか?安いんですか?
全国の結婚式相場と比べてどう?
この357.5万円が、全国と比べて高いのか安いのか?
結婚式の全国平均はこのような結果でした。
結婚式の全国費用平均:357.5万円
全国平均と比べると、東京都は18万円ほど高いことがわかりました。

やっぱり東京って高いんですね。
しかし、47ある都道府県の中で、実は東京が一番平均が高い!というわけではありません。
福島県の395.9万円や山梨県の388.3万円と、平均が高いエリアは他にもあります。
これには1つ原因があるのですが、その前に、東京都のご祝儀や自己負担について紹介しましょう。
東京都のご祝儀と自己負担
東京都の結婚式の平均は375.5万円という結果でした。
では、当日にいただくゲストからのご祝儀はどうなのか、チェックしてみましょう。
ゲストからのご祝儀総額:平均233.5万円
結婚式の総額からご祝儀を引けば、新郎新婦の自己負担分の金額が計算できます。
新郎新婦の自己負担:平均142万円
2人の貯金事情
142万円分の費用は、結婚式を挙げる新郎新婦で用意することになります。
では、東京の卒花は、結婚式までにどのくらいの貯金をしていたのか、アンケート結果を見てみましょう。
夫婦2人の貯金:平均344万円
結婚式には、式以外にも結婚指輪や交通費とお金がかかるものです。
東京の先輩カップルは、しっかりと貯金をして結婚式を挙げていた方が多かったようです。
親・親族からの援助について
結婚式では、ゲストからのご祝儀の他に、もう1つプレ花の2人の負担を助けてくれるお金があります。
それは両親や親族からの援助で、かなり多くの新郎新婦が援助をもらって結婚式を挙げていることがわかっています。
70%近いカップルが、親や親族から援助を受けていたようです。
また、その援助金額の平均はこのような結果となりました。
親・親族からの援助:平均201.2万円
200万円ということは、自己負担の平均は142万円ですから、ご祝儀と援助だけで結婚式を挙げられることになります。

結婚式は、結婚する2人だけではなく、お互いの両親にとっても大切なイベントです。
その費用をどうするか、2人だけではなく両親も含めて話し合いを事前にしておくことをオススメします。
東京都の結婚式はゲストの1人単価が高い
東京の結婚式の平均は375.5万円と、全国平均より18万円高いというアンケート結果でした。
ですがこの金額、実は都道府県でランキングするとそこまで高いわけではなく、まだまだ平均が高いエリアはあります。
しかし、これはあくまで結婚式の総額の話ですから、招待するゲストの人数にもかなり影響されています。
披露宴のゲスト人数:平均62.7人
全国のゲストの平均は約69人ですので、平均より6人ちょっと少ないことになります。
他の都道府県の平均が高いのは、ゲスト人数が多いことが大きく関わっているので、東京の結婚式は総額はそこまでなくても、ゲスト1人あたりの金額は高いということが言えます。
まとめ
今回は、都道府県ごとの結婚式費用の相場【東京都】を紹介しました。
東京の結婚式自体の総額は、そこまで高くはない印象ですが、それはゲスト人数が少ないからで、1人単価はかなり高めです。
ただ、両親からの援助の総額はかなり大きく、手出しがまったくなかったという新郎新婦もかなりいたようです。
結婚式のお金は、2人だけではなく、お互いの両親と一緒にどうするか考えるといいでしょう。