結婚式の姿は、昔の姿と大きく変わってきました。
そのため、結婚式の費用も変化していて、結婚式の金額を知りたいなら、今の相場がどれくらいなのかをチェックしなくてはいけません。

両親に金額を聞いても、参考にはならないってことですか?
結婚式の費用を出来るだけ正確に知りたいなら、最近挙げたカップルの方が、一番リアルで参考になります。
そこで今回はアンケート結果を元に、今時の結婚式費用の相場やご祝儀の調査と見積もりについて解説します。

この記事を読めば、今の結婚式のお金事情が全てわかるようになりますよ。
今時の結婚式費用の相場はいくら?
今時の結婚式費用の相場をチェックするには、すでに結婚式を挙げた先輩カップルに話を聞く方が一番です。
そこで、『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』のアンケート調査から、結婚式の総額について見てみましょう。
大体300〜450万円に金額が集中していて、一番意見が多かったのは『400〜450万円未満』と答えた方で16.8%。
『550万円以上』からはガクッと割合が落ちているので、550万円を超える結婚式はかなり珍しいようです。
そして、この結果から今時の結婚式費用の平均を計算すると、、

やっぱり結婚式って、かなりお金が必要なんですね。
都道府県ごとの結婚式費用の相場
今時の結婚式は平均357万円かかることがわかりましたが、とはいえ全ての地域でその金額かというと、そんなことはありません。
普段の買い物と同じように、エリアによって結婚式費用の相場も違っています。
では、先ほどのアンケート結果から、地域ごとの平均をチェックしてみましょう。
一番平均が高かったのは『福島県』の395.9万円でした。
結婚式の価格は地域差がありますから、お互いの出身が違っていて、エリアを選ぶ必要がある場合には参考にした方が良いでしょう。
式場タイプ別の結婚式費用の相場
結婚式場というと、全て同じように思われますが、実はタイプ別に分けることができます。
そして、その式場タイプでも金額の違いがあるので、会場選びのために参考として紹介しましょう。
まずは、結婚式場の4つのタイプを紹介します。
- 専門式場
- ホテル
- ゲストハウス
- レストラン
そして、4タイプごとにアンケート結果を分けてみます。
一番平均が高いのは『ゲストハウス』で433.8万円、『レストラン』が圧倒的に安く387.8万円でした。
ゲストハウスは1日1件貸切のケースが多いですから、どうしても金額は高めになるようです。

結婚式の金額に少し不安があるなら、レストランウェディングを考えてみてもよいかもしれませんね。
なお、それぞれの会場タイプの特徴については、過去記事『結婚式場のタイプーホテル・専門式場・ゲストハウス・レストランの違いとは?』で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。
具体的な見積もりアイテムの相場
結婚式の見積もりにはどんな項目が載っていて、どれくらいの金額なのか、相場がわからないと困りますよね?
ということで、具体的なウェディングアイテムの項目とその金額について、ゼクシィの同調査を元にご紹介していきましょう。
挙式関係
挙式料 | 334,000円 |
---|
料理・飲料関係
料理(1人分) | 15,200円 |
---|---|
飲物(1人分) | 3,900円 |
記念品関係
引出物(1人分) | 5,400円 |
---|---|
引菓子(1人分) | 1,300円 |
衣装関係
新婦
ウェディングドレス | 271,000円 |
---|---|
カラードレス | 241,000円 |
白無垢 | 183,000円 |
色打掛 | 283,000円 |
新郎
タキシード | 130,000円 |
---|---|
紋服 | 103,000円 |
装花関係
ブーケ | 46,000円 |
---|---|
会場装花 | 172,000円 |
ペーパーアイテム
招待状(1部) | 388円 |
---|---|
席次表(1部) | 387円 |
席札(1部) | 162円 |
プロフィールパンフレット(1部) | 296円 |
写真・映像関係
スナップ撮影 | 224,000円 |
---|---|
スタジオ撮影 | 159,000円 |
ロケーション撮影 | 178,000円 |
ビデオ撮影 | 197,000円 |
映像演出 | 95,000円 |
その他
ブライダルエステ | 89,000円 |
---|---|
結婚指輪(2人分) | 244,000円 |
親へのギフト・花束 | 33,000円 |
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今時の結婚式でお預かりするご祝儀
では次に、今時の結婚式でゲストからいただくご祝儀はいくらなのかチェックしていきましょう。
ゼクシィの同調査では、関係別のご祝儀の平均が発表されていますので掲載します。
『親族』が一番高額で6.7万円、『友人』は相場通りの3万円という結果。
ちなみに、ご祝儀の平均総額は232.8万円でした。
相場通りにはもらえない今のご祝儀事情
ご祝儀では、気をつけないといけないことが1つだけあります。
それは、ご祝儀は必ず相場通りにいただくことができない、ということです。
これは、いただいたご祝儀をより細かくした一覧ですが、最近は友人でもご祝儀2万円が増えてきました。
中には、1万円だった方もいて、相場は必ず守られるものではなくなっているのです。
しかし、ご祝儀はお祝い金であり、その時々の経済状況にも影響しますから仕方のないこと。
あまりご祝儀に頼りすぎずに予算を考えた方が、安心かもしれません。
今時の結婚式の援助はどれくらい?
結婚式では、ご祝儀の他にもう1つ、入ってくるお金として代表的なものがあります。
それは、お互いの両親からの援助金です。

実は今時のカップルは、親・親族から援助されているケースが多くて、その割合は70%を超えています。
ですので、親から援助されるのは珍しことではなく、かなり一般的な話なのです。
また、その金額もかなり高額で、ゼクシィの同調査ではいくら援助されたかアンケートを取っていますので見てみましょう。
『100〜200万円未満』と答えたカップルは37.4%もいまして、『300万円以上』と答えたカップルも15%以上いました。
また、平均の援助金額は174.5万円と、平均でもかなり高い金額の援助をされていることがわかります。
両家で費用をどのように分担するか
結婚式で援助をされる場合、費用をどう負担・分担するかは、とても大切なポイントになります。
なぜなら、家庭や地域それぞれで考え方がまったく違うので、意見が割れる可能性が高いからです。

特に親より上の世代は、今よりずっと地域性の高い結婚式でしたので、より価値観や考え方が異なります。
より詳しくは、『結婚式の費用はどう負担する?【両家の分担方法や割合について】』で解説していますので、そちらをご覧ください。
結婚式のために貯金してた金額は今時いくら?
結婚式を挙げたカップルがどの程度貯金をしていたのか、気になる方もいるのではないでしょうか。
ということで、ゼクシィの同調査から、2人の貯金額がいくらだったか掲載しましょう。
1番多いのは『100〜200万円未満』で21.2%、『500万円以上』だったカップルは合わせて21.9%となりました。
また、平均では317.2万円というアンケート結果でした。

それくらいお金貯めてないと、結婚式はできないってことですね…
今時の結婚式費用は契約後に上がるって知ってる?
今時の結婚式費用が、先輩カップルへのアンケート結果で知ることができました。
ただ、他のアンケート結果をみてみると、今時の結婚式見積もりの怖い部分がわかってきます。
その内容とは、”申し込み後の金額UP”に関するアンケート結果。
ゼクシィの同調査では、このように発表されています。
77.6%の新郎新婦が『見積もりより金額が上がった』と回答していました。

じゃあ、最初の見積もりではお金が足りないかもしれないってことですね。
しかし、もっとも驚くのはその金額差です。
ゼクシィの同調査から、金額の上がり幅に関するアンケート結果を見てみましょう。
何と『100〜120万円未満』上がったと答えた方が23.3%もいて、中には200万円以上もプラスになった方もいたのです。
ですから、例え最初の見積もりが予算内の金額でも、打ち合わせが進むうちに予算オーバーになるケースが出てくるということ。

結婚式場と契約するときは、このことをしっかり意識して申し込みをしましょう。
そうしないと、どんどん見積もりが膨れ上がってしまい、新婚旅行や結婚指輪のお金を切り崩す羽目になるかもしれません。
まとめ
今回は、今時の結婚式費用について掘り下げて解説しました。
全国平均は357万円ですが、結婚式を挙げるエリアや選ぶ式場タイプでも金額は違います。
その辺りは意識して式場選びをするとよいかもしれません。
また今の見積もりは、金額が申し込みした後に上がるようになっていますので、その点も十分注意してチェックするように心がけてください。
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