結婚式は盛大に行われるのも良いですが、全てのカップルがそう望んでいるわけではないですよね?
「私たちは親族だけで…」と考えている方も、多いのではないでしょうか?

私も小さい結婚式にしようかと考えてます。
親戚だけの結婚式って、どれくらいお金がかかるんですか?
ということで今回は、親族のみの結婚式の場合の費用や自己負担、成功させるためのポイントまで一挙に解説していきます。
これから結婚式を考える方は、しっかりとチェックして参考にしてください。
親族のみで結婚式を挙げる場合のスタイル
まずは、親族のみが参列する結婚式のスタイルについて、考えていきましょう。
基本的には、これから紹介する3つのスタイルに分けられます。
挙式のみ
挙式だけを行う場合は、家族だけで行うことが多いです。

さすがに親族を招待して、食事なしで帰すわけにはいきませんからね。
披露宴はしなくないけど、夫婦となったその区切りとして挙式だけするという方も多いようです。
また挙式だけなら、衣装合わせだけで準備が終わりますので、その手軽さも魅力の1つでしょう。
挙式+会食・披露宴
少人数の結婚式でよく行われているのがこのスタイルです。
挙式ではウェディングドレスやタキシードと、挙式に合わせて衣装を着ますが、会食では平服でゆっくり楽しむケースもあります。
ただ、少人数で対応できる会場が、結婚式場にないこともあります。
その場合は、挙式と会食・披露宴の場所を分けて行うことになるので、それぞれ別日という選択も考えられるでしょう。
会食・披露宴のみ
挙式をしないで、親族集まって食事と会話を楽しむのも良いものです。
ラフに平服のパターンもありますが、ドレス・タキシード姿を演出として取り入れてみてもいいでしょう。
食事だけなら結婚式場じゃなくても、レストランや料亭という選択も考えられます。
親族のみが参列する結婚式の費用の相場
では、親族のみで行う結婚式の場合、その費用はどれくらいかかるのでしょうか。
費用は参列する人数で違いますので、10・20・30人と分けて紹介します。
10人 | 50〜70万円 |
---|---|
20人 | 100〜140万円 |
30人 | 150〜210万円 |

挙式と会食・披露宴とどちらも行うと、ゲスト1人当たり5〜7万円ぐらい必要だと思ってください。
また結婚式は、衣装の金額や披露宴の内容によって、かなり費用が変わりますので、あくまで目安と考えておきましょう。
親族のみの結婚式費用のご祝儀と自己負担
親族が結婚式に参列すれば、ありがたいことにご祝儀をお預かりできます。
その金額によって、2人の自己負担分が変わるので、知りたいと思っている方も多いはずです。
会社関係や友人など、多くの方が参列する結婚式なら、1人3.3万円として祝儀総額の計算をお話ししています。
ですが正直な話、親族のみの結婚式の場合、なかなかご祝儀の計算が難しいのです。
一般的には、親族のご祝儀の相場は5〜10万円ですが、中には奮発して包む方もいます。
その点を考えると、実際より下回った数字になる可能性は高いですが、普通の方法と同じく3.3万円で計算する方が無難です。
ですので、10人なら33万円、30人なら99万円がご祝儀の総額ということです。

高く見積もって下回るよりは、低く見て上回った方が安全ということですね。
親の援助が2人の負担を左右する
2人の自己負担の金額は、親族からのご祝儀だけとは限りません。
実は、両親からの援助で、2人の負担が軽くなることもあるからです。
これは『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』のアンケート結果で、かなりの金額の援助があったことがわかります。

でも、両親からの援助があったのって少数派なんじゃないですか?
実は、親や親族から援助を受けた割合は7割を超えていて、受けてない方が少数派なのです。
ですので、もし2人の貯金だけでは少し不安なら、両親に相談することも考えてみましょう。
親族のみの結婚式を成功させるためのポイント
ここからは、親族のみの結婚式を行う際に、ポイントになることをお話しします。

少人数で、しかも身内しかいない結婚式では、この2つのことを取り入れるとより良い結婚式になります。
料理に力を入れる
結婚式でゲストが注目しているのは、料理と言って間違いないです。
親族だけの結婚式は、演出というより食事をしながら会話・交流を楽しむので、出来るだけ美味しい料理を準備しておきたいところです。
もしお金をかけるポイントを迷うなら、料理にかけてみると良いでしょう。
身内だから楽しめることをふんだんに取り入れる
例えばプロフィール映像でも、親戚や家族と一緒に写っているものを取り入れると、みんなで懐かしむことができます。
新郎新婦のスピーチなら、家族・親戚しかわからないエピソードでも、全然話して問題ありません。
一部の方だけが楽しめる身内ネタは、普通の披露宴では敬遠してしまいますが、親族までが参列する結婚式だからこそ逆に盛り上がります。
まとめ
今回は、親族のみで挙げる結婚式について取り上げて解説しました。
親族だけの場合、自己負担はご祝儀の総額が掴みにくいので、なかなか計算が難しいです。
一旦ご祝儀は考えずに、2人や両親の援助だけで予算を考えた方が、安全かもしれません。
普通の披露宴よりも、交流・会話を楽しめるようにプログラムを決めると、より楽しい結婚式ができるはずです。
★総額100万円以上お得にする方法を特別公開!
結婚式はできるかぎり安くしたい!
けど、自分もゲストもガッカリするような結婚式にはしたくない…
元ウェディングプランナーが、友達から「うらやましい…」と思われる豪華な結婚式をお得に挙げる方法を、動画を使って無料公開しています。