自分たちの結婚式で招待するゲストを数えてみたら、100人になってしまった!
結婚式場の見学前に、二人で計算したら思わぬ事態に。

こうなると、結婚式の金額がどこまで膨らんでしまうのか、とても気になってしまいます…

結婚式の費用は、ゲスト人数が多いほど金額も上がりますから、100人という大人数だと、少し不安になってしまいますよね。
そこで今回は、ゲスト人数100人での結婚式費用の相場を考えていきます。
まずは冷静に色々な情報を見て、今後の話をしていきましょう。
ゲスト100人での結婚式費用の相場
では早速、結婚式で100人のゲストを招待した場合の、結婚式費用の相場ですが…
残念ながら、わかりません!

そんな…ますます不安になりました…

ですが、これは本当のことですので受け入れてください。
結婚式は、その結婚式場がそれぞれでアイテムの金額を決めています。
そして、会場も演出もサービスも、その全てが同じ商品ではないので、スーパーで玉ねぎや人参を買うのと訳が違います。
ですので、正直なところ、100人のゲストでどれくらいかかるの?と質問されても、バシッと答えられる金額はありません。
ただ、ある程度の金額ならわかります。
結婚式では、ゲスト1人に5万円かかりますので、100人の招待客なら、およそ相場は500万円といったところ。

この5万円という数字は適当ではなくて、これは『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』の結果から割り出した数字です。
ゼクシィのアンケート調査では、全国の結婚式平均金額は約357万円、ゲスト平均は約70人でしたので、ゲスト1人あたりでは約5万円ということになるのです。

なるほど。
じゃあ、100人なら500万円くらいだと考えておけばいいですね。
ですが、これはあくまで平均から試算した数字。
選んだ会場がホテルなのか?ゲストハウスなのか?だけでも、かなり金額は違いますので、参考程度に考えてください。
ゲスト100人でのご祝儀の総額
とりあえず、結婚式の相場は見えましたが、ではゲスト100人でのご祝儀はどうなのか?

ご祝儀の総額ですか…ちょっと検討つかないですね。

あまりご祝儀に頼りすぎるのもよくないですが、予算を立てる上では避けられない話題ですので、考えていきましょう。
では、気になるゲスト100人でのご祝儀の総額ですが…
これも正直、わかりません!
少々飽きられた気もしますが、これは僕なりの理由があってこんな表現にしています。
その理由は、ご祝儀の計算に絶対はないということです。
親族がこれだけいたら〇〇万円、友人で〇〇万円…と、ゲストと2人の関係から試算する方法を紹介している記事もありますが、これはご祝儀に頼りすぎの典型的パターン。
2人が結婚式場の見学に行った際は、ウェディングプランナーからおそらくご祝儀の話をされると思います。
「この見積もり金額なら、ご祝儀が〇〇円なので、ほとんど手出しがありません」と。

ご祝儀は本当に想定できないものですので、これを鵜呑みにしてはいけないということです。
それをしっかり理解した上で、ご祝儀の総額を見ていきましょう。
『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』では、ご祝儀の平均総額は約232万円と発表されています。
ゲストは約70人ですので、ご祝儀1人あたり約3.3万円ということです。

ということは、100人のゲストなら約330万円がご祝儀の総額ということですね。
ただし、これは平均から割り出したものですので、増えもすれば減りもしますからご注意を。
ゲスト100人での結婚式費用の自己負担額
ゲスト100人での結婚式費用の相場、そしてご祝儀の総額もわかりました。
そうなると、お二人の結婚式での自己負担も見えてきますね。
ですので、100人のゲストなら自己負担は約170万円ということです。

170万円か。
よかった、2人の貯金でどうにかなりそうです。
しかし、何度も言いますが、この数字を信じすぎるのはとても危険。

この手口で、「自己負担少ないですよ」と誘ってくるのがプランナーですので、あなたはその点をしっかり頭に入れておきましょう。
で、100人での結婚式費用の自己負担がわかったわけですが、実は結婚式をした全体の約4割のカップルは、自己負担50万円以下で済んでいるというアンケート結果があるんです。
これは、『みんなのウェディング白書2016』のアンケート結果ですが、20%弱のカップルが、一切お金を出さないで結婚式ができたと回答しています。
なぜこんなに少ない金額で済んだのかというと、それは親の援助を受けていたからなのです。
親の援助があるかどうかで大きく変わる
結婚式の費用を、2人だけで支払ったというのが普通かというと、実はそうでもないのです。
実は、約7割のカップルは、親や親族から金銭の援助を受けていて、その平均は180万円近くにも及んでいます。
それだけの援助があれば、自己負担もかなり少なくなりますよね?
このことから言えるのは、結婚式の費用については2人だけではなく、親に頼ることも一般的に悪いことではないということ。
もし、170万円の自己負担が厳しいようなら、まずは親に相談してみるのは一般的なことなのです。
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自己負担が少なく見える結婚式場の見積もり
先ほど、100人を招待した結婚式では、自己負担がおよそ170万円であることをお話ししました。
あくまで仮の計算ですので絶対ではないのですが、2人で話し合いをするための材料にはなると思います。
ただ今後、結婚式場の見学に行く際、気をつけてほしいことがあります。
それは、提示される見積もりは、自己負担が70万円に見えるということです。
実は、ゼクシィの同調査では、”契約時と支払い時の見積もり金額の差”について、アンケート調査をしているのですが、このような結果になりました。
なんと、23.3%のカップルが、『100〜120万円未満』上がったと答えていました。
しかも、この上がった平均金額を計算すると、”102万円”だったのです。
簡単に言えば、もし100人招待した場合、最終的には170万円の自己負担でも、最初の見積もりは70万円程度で収まるように設定されているということ。

この点をしっかりと気をつけておかないと、支払う際にお金が足りないことになる可能性が出てきます。
ゲスト100人の結婚式は式以外の費用も気をつける
結婚式の費用は、結婚式そのもののお金に注意が向きがちです。
ですが、結婚式以外にもお金が必要なことは知っていますか?

式以外ですか?
う〜ん…想像つかないです。
このお金は、ゲストが多いほど金額が大きい可能性がありますので、忘れてると非常に危険です。
そのお金とは、ゲストへの交通費・宿泊費。
これは多くのカップルが最初から見ていないことがあって、後々その費用を捻出するのに苦労するケースが後を絶ちません。
交通費や宿泊費は、基本的に新郎新婦が全額負担することが理想とされています。
そして今は、カップルの出身が離れていることが多いので、その費用も相当かかるケースが多くなりました。
仮にゲスト50人に1万円渡しても、50万円が結婚式以外に別に必要です。
この費用は、ウェディングプランナーから積極的に話をすることはないので、十分に気をつけてください。
結婚式のゲスト100人は平均より多い?
結婚式に招待するゲストの人数には、特に上限はありませんので、2人が招きたいだけ招いて結構です。

私たちは100人の予定なんですけど、普通はどれくらいなんですか?
参考に『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』のアンケート結果を見てみましょう。
60〜90人を招待した方が多く、『100〜110人未満』は6.6%ですので、平均よりは多いようです。
招待するゲストが多い結婚式で注意すること
結婚式にたくさんのゲストを招待するのは、楽しいですしとても良いことです。
ただ、少しだけ気をつけてほしいことがありまして、それは見積もりについて。
結婚式の見積もりには、ゲストの人数によって数量が変わるアイテムがあります。
数量が増えるということはその分金額も増えますので、少ない人数より多い人数の方が上がり幅も大きくなるのです。
そこで、ゲスト人数によって数量・金額が変わるアイテムを紹介します。
このアイテムについては、大幅な金額アップの可能性がありますので、十分注意しましょう。
料理・飲料
一番代表的アイテムは、間違いなく『料理』と『飲み物』でしょう。
ゲスト全員に必ず準備するものですので、金額アップする際は人数分で考えておかないといけません。
例えば、コース料理を1ランクあげて2,000円アップすれば、【100人×2,000円=20万円】です。
さらには、これにサービス料と消費税が加わりますので、その金額は相当なものだとイメージできますよね?
飲み物にもランクを設定している結婚式場は多いですから、必ずチェックしてください。
「1,000円UPだから」と軽く考えないようにしましょう。
引出物・引菓子
『引出物・引菓子』は全員ではありませんが、100人ならそれぞれ80個ほどは準備します。
それだけの数があれば、金額UPもかなりのものになるでしょう。
また引出物においては、金額UPだけではなく、品数を増やす場合もあります。
お世話になった方に向けて、1品追加するのはよくあることです。
下手すると、料理より金額が上がる可能性もありますので、気をつけておきましょう。
テーブルコーディネート
ゲストが多いということは、その分、セッティングするゲストテーブルも多いです。
テーブルが多くなると、必然的に数が増えるのが『テーブルコーディネート』。
コーディネートと聞いても、イメージがつかないでしょうから細かくすると、、
・テーブルクロス
この2点は、テーブルの数に合わせて増えます。
100人ならおよそ14卓ですので、その金額UPすればその数だけ増えると思ってください。
100人招待した結婚式を成功させるためのポイント
ここからは、ゲストを100人招待して挙げる結婚式を成功に導くためのアドバイスです。
結婚式は、全てが同じ内容ではありません。
少ない人数で挙げる結婚式と、大人数で行う結婚式では、気をつけるポイントが全く違ってきます。
そこで、参列者が多い場合の結婚式で、”気をつける・意識するべき”ポイントを3つご紹介します。
式場選びや今後の打ち合わせでこの3点を意識すれば、かなり内容が充実したものとなるでしょう。
披露宴会場の広さは十分に確保する
多くの人間が集まる場所では、事故が起こる可能性も高まります。
イメージができないと思いますので、少し例をあげてみましょう。


このようなトラブルは、人数が多いと起こりやすいです。
ただ、その多くは、披露宴会場の各テーブル間が狭かったことが原因のケースが多いです。
ですので、100人着席するテーブルレイアウトを見て、会場が狭くないかをチェックすることが、事故を減らすための最大の対策となります。
プログラムは詰め込みすぎずゆとりを持って
たくさんの人が集まって行うイベントでは、考えていた進行がなかなか時間通りにいきません。
これは感覚的なことではなく、ちゃんとした理由があります。


多くのゲストが参列する結婚式では、この2つは避けようがありません。
そこでポイントになるのは、当日のプログラム(進行)。
演出が多すぎると、それを消化しなくてはいけないため、余裕がない披露宴になってしまう恐れがあります。

やりたい演出が多いとは思いますが、一つ一つを楽しめないともったいないですので、進行はゆとりを持って組むように心がけてください。
ゲストと関わる意識を強く持つ
披露宴の時間は限られています。
基本的には2時間30分〜3時間で行い、それはゲストが多い・少ないに関係なく同じ時間です。
ここでのポイントは、ゲスト1人との接触時間。
たくさん招待すればするだけ、1人にかけられる時間は少なくなり、さらには全く関われなかった方も出てくるかもしれません。
せっかく2人のために結婚式に来ているわけですから、ゲストとは極力全員と関わる機会を作りましょう。
その時間を作るために、「演出はどうか?プログラムはどうか?」と考えると良いと思います。
まとめ
今回は、ゲスト100人での結婚式の場合、その相場やご祝儀、そして自己負担がどうなるかを解説しました。
しかし、これはあくまで想定の話。
何度も言いますが、結婚式の費用やご祝儀、自己負担は結婚式当日を迎えなければ、正確にはわかりませんので、余裕をみて予算を考えていきましょう。
★総額100万円以上お得にする方法を特別公開!
結婚式はできるかぎり安くしたい!
けど、自分もゲストもガッカリするような結婚式にはしたくない…
元ウェディングプランナーが、友達から「うらやましい…」と思われる豪華な結婚式をお得に挙げる方法を、動画を使って無料公開しています。