結婚式にはスタイルが色々とあるようだけど、その種類とそれぞれの人気は、どうなっているのか気になりませんか?
その人気にあやかって結婚式のスタイルを決めるわけじゃないけど、少し参考にしたいですよね?

私は普段の買い物でかなり迷って購入するタイプで、周りの人はどうしているのかな?と気になって色々調べる派なので、その気持ちわかります。
特に結婚式となると、一生で何回もするイベントではないですし、自分たちにぴったりの結婚式のスタイルにしたいもの。
今回は、結婚式スタイルの全種類と、それぞれの人気を徹底的に解説しますので、プロポーズが決まって結婚式をお考えのあなたは、ぜひご覧ください。
結婚式スタイルの種類全てを一挙ご紹介
人気の前に、まずは結婚式スタイルの種類を知らなくてはいけません。
そこで、結婚式スタイルの種類を全てご紹介していきます。
とは言っても、結婚式って言っても大きく2つに分けられますよね?
それは、『挙式』と『披露宴』です。
ですので、挙式と披露宴それぞれに、スタイルをご紹介していきます。
挙式スタイルの種類
まずは、結婚式と言えば何と言っても挙式ですので、挙式のスタイルからご紹介です。
挙式とは一般的に、「夫婦となるための儀式」のことを指しまして、そのスタイルはそれぞれの宗教から由来しています。

また、由来する宗教によっては、儀式の目的も少し違いますので、そのあたりも一緒に解説していきます。
キリスト教式
挙式の代表と言えば、キリスト教式でしょう。
多くの女性が、長いトレーンのついたウェディングドレスを身にまとい、バージンロードを歩く姿に憧れていますよね。
『キリスト教』が由来で、儀式の目的は、「お二人がイエス・キリストに永遠の愛を誓う」こと。
聖歌隊やオルガニストが歌い演奏し、ゲストとともに賛美歌312番を歌えば、一生の思い出に残ることでしょう。
日本では、自分たちが進行する宗教のスタイルで行う風習があまりありません。
ほとんどの方は、自分たちの好みで挙式スタイルを選んでいますので、「キリスト教じゃないのにいいのかな?」と気になっている方も、特に心配ありませんのでご安心を。
神前式
神前式という言葉では、なかなかピンと来ない方もいるかもしれませんね。

例えば、女性は白無垢(しろむく)、男性は紋付袴(もんつきはかま)を着て行われている結婚式を、テレビや雑誌で見たことはありませんか?
また、『三三九度(さんさんくど)』や『玉串奉奠(たまぐしほうてん)』という言葉を聞いたことはありませんか?
実は、これらはどちらも神前式の特徴で、日本の伝統的なスタイルなのです。
日本古来の神道から由来するスタイルで、参進(さんしん)という、ゲストとともに神殿まで列になって歩く儀式はとても絵になり、見ている側も見とれてしまいます。
女性は白無垢に憧れる方も多くて、「キリスト教式をしたいけど白無垢も着たい!」という方は、前撮りで白無垢姿を収める方法もありますよ。
仏前式
仏前式…こちらもなかなか聞かない言葉でしょう。
こちらも日本古来から行われている挙式スタイルなのですが、実は今ではあまり行われていません。

ですが、私はこの挙式スタイルが好きで、厳かな雰囲気もそうですが、考え方がすごく気に入っているからです。
仏前式の由来は『仏教』で、仏教の教えにこんな内容があります。
「2人の結婚は前世からの因縁であり、先祖の慈悲によるもの」
このスタイルで挙式を行う2人は、仏様とご先祖様にその因縁を報告し、「来世までの結びつき」を誓います。
ご先祖様がいらっしゃって私たちがいるという考え方には、歴史とロマンを感じてしまいます。
人前式
ここ数年で、かなり人気になってきた人前式。
どうして人気になったかというと、それはオリジナルウェディングに向いている挙式スタイルだからです。
人前式の成り立ちは、実はこれだけ唯一、宗教ではありません。

例えば、男性がキリスト教信者、女性が神道信者だった場合、しかもお互い強い信仰心を持っていた場合、挙式にはどちらを選べばいいのか難しいですよね?
そんな、違う宗教を信仰する2人が挙式を行えるように、宗教に由来しない方法として出来たのがこの人前式なのです。
そして、これまでご紹介した3つのスタイルには、それぞれに挙式の流れが決まっていますが、実は人前式には決まった流れがありません。
この「決まった流れがない」ことが、オリジナルウェディングとして人気になった理由。
入場の方法、入場曲、結婚誓約書と、全てが自分たちの好みで決められますので、まさにオリジナルウェディングと言えるスタイルなのです。
披露宴スタイルの種類
さて、ここまでは挙式についてご紹介しましたが、続いて披露宴に移りましょう。
披露宴の目的は、人それぞれで良いのですが、基本的には「これから一緒に過ごすパートナーを、お互いのゲストに紹介する」ための機会だと思ってください。
そして、宴(うたげ)なのですから、披露宴は楽しいものでなくてはなりませんよね?

では、どんなスタイルが披露宴にあるのか、しっかりと解説していきましょう。
祝儀制
まずは一般的なスタイルでもある祝儀制を解説します。
と言っても、多くの方が想像する披露宴が、この祝儀制と言ってまず間違いないでしょう。
『祝儀』と書いていますが、何のことかお分かりですよね?

そう、ゲストからいただくご祝儀のことで、このご祝儀をいただいて行う方法を、祝儀制と読んでいます。
ゲストが決まったお席でコース料理を召し上がり、主賓からお言葉を頂戴し、乾杯のご発声、様々な演出や余興、そして最後は新郎新婦からの挨拶で締めくくる。
ある程度の流れは決まっていますが、所々、オリジナルに内容に変えることも出来ますし、格式の高い披露宴にすることもでき、自分たちのイメージ次第でかなり印象を変えられます。
祝儀制は昔から続く一般的な方法ですので、ご年配の方にはこの方法しかイメージがない方も多いです。
会費制
先ほどご紹介した祝儀制は、イメージ通りの披露宴ですが、その一方で会費制と呼ばれる披露宴もあります。

北海道出身の方は、逆にこの会費制が一般的な方法ですので、むしろ祝儀制を知らない方もいるかもしれませんね。
『会費』と書かれていますが、これはゲストから会費をいただいて行う披露宴だからで、この会費の金額は、主催する新郎新婦が自分たちで決めることが出来ます。
祝儀制では、ゲストがそれぞれでご祝儀金額を決めますが、会費は基本的に全員一律でいただきますので、その総額が結婚式前に具体的にわかるのが大きな特徴。
では、内容はどうかというと、アットホームな印象でパーティ感覚というとわかりやすいかもしれません。
例えば、料理も決められたお席ではなく立食にして、それぞれが自由に交流して楽しみます。
そして、そこまで決まった流れもないので、進行は自分たちで自由に決められますし、むしろ進行なんて必要ない!というスタイルも可能。
気になる会費ですが、高くても20,000円と言ったところで、10,000円以下の会費にする方も多いです。
ゲストと一緒に過ごすゆっくりとした時間を楽しみたいという方には、この会費制はとてもお似合いのスタイルでしょう。
食事会(会食)

私はあまり注目されるのが苦手で、こじんまりとした結婚式がいいな…といつも思っています。
そんな、私と同じ感覚の方には、食事会(会食)というスタイルがおすすめです。
食事会は特にドレスやタキシードを着なくても、平服で行うことも出来ますし、何か演出などを準備する必要もありません。
親族だけ、あるいは友人だけと、自由にゲストを決めて小さく行えるのも、大きなポイントでしょう。
以上が、披露宴のスタイル3パターンです。
解説した内容は、ほんの一部なので、これが全てというわけではありません。

披露宴の方法は人それぞれですし、本人とゲストがそれぞれに楽しめれば、私はどんな方法もありだと思います。
まずは、どんな方法が自分たちは楽しめるのか?を、イメージづくることが大切です。
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結婚式スタイルの人気度を割合から調査
これまでは、結婚式スタイルを挙式と披露宴の2つに分けてご紹介しましたが、ここからはそれぞれの人気度を、選ばれた割合から調査していきます。
参考にするデータですが、毎年ゼクシィが行なっている『結婚トレンド調査』の最新2018年からピックアップ。
では、それぞれの人気はどうなのか?
こちらも、挙式と披露宴でそれぞれ分けてご紹介していきます。
挙式スタイルの人気度
挙式は圧倒的にキリスト教式だと予想されますが、果たしてどうなのでしょうか?
やはり、半数以上がキリスト教式で、2番人気は人前式。
仏前式は0.6%と、圧倒的に少ない割合でした。
人前式は、その自由さが大きな人気ではありますが、挙式会場を別にしなくても披露宴会場だけで十分行えるので、コストの面でもお得な方法。

費用の面で心配な方は、人前式で挙式会場の費用をカットするのも、節約効果が大きいですよ。
披露宴スタイルの人気度
では、続いて披露宴に参りましょう。
披露宴は祝儀制と会費制のどちらを選んだか?でアンケートデータがありますので、そちらをご紹介します。
地域でかなり違うので、こちらは地域ごとに分けて見てみましょう。
ほとんどの地域で祝儀制が圧倒的ですが、北海道では全く逆で会費制が圧倒的です。
青森県・秋田県・岩手県の3県も、会費制は3割と多いですので、東北出身の方には、会費制はかなり一般的。

もし、お二人のどちらかが北海道や東北3県出身の場合は、家ごとで結婚式の風習が違う可能性がとても高いので、揉め事のきっかけになる恐れがあります。
結婚式をすると決めたら、まずはお互いの結婚式のイメージや風習、しきたりをしっかりと確認して、結婚式場選びに入りましょう。
選んだ結婚式スタイルで違う結婚式場選び
結婚式スタイルの種類のご紹介と、それぞれの人気をお話ししましたが、「どのスタイルにしようかなぁ?」と、なんとなくイメージできましたか?

じっくりお2人で話し合って決めてほしいのですが、実は選んだ結婚式のスタイルによって結婚式場探しの選択肢が変わってくることを知っておいてください。
特に挙式スタイルは、全ての結婚式場で行えるわけではありません。
式場に行っても、設備がなくてわざわざ行った意味がなかった、ということもよくありますので、挙式のスタイルが決まったら、どの結婚式場で行えるかチェックしてみてください。
キリスト教式+祝儀制・会費制ならどこでもOK
半数以上の方が選んでいるキリスト教式は、まず間違いなくどの結婚式場にも設備が揃っています。
そして、祝儀制・会費制は両方とも行えるところが多いです。
ただし、食事会のような小さな披露宴は、少人数用の会場がない場合もありますので、結婚式場の見学には注意しましょう。

そして、先ほどキリスト教式ならどこでも…とお伝えしましたが、少し嘘です。笑
例えば、レストランや料亭など、結婚式を1番の目的として営業されている場所ではない会場には、チャペルが併設されていませんので、その点はご注意を。
それ以外の結婚式スタイルでは?
キリスト教式・人前式以外のスタイルを選ぶ場合は、ゲストハウス系の式場には設備が揃っていないことが多いです。
また、仏前式は選ぶ方がかなり少なくなっているので、仏前式を行える結婚式場も限られています。

そこで、神前式や仏前式を希望するカップルには、本格的な場所を会場にすることをご提案します。
要するに、神前式なら神社、仏前式なら寺院ということ。
結婚式場の設備も立派ではありますが、古くから存在する神社・寺院で行う挙式の雰囲気とは、とても比べ物になりません。
挙式を行える神社や寺院は、情報誌ではなくWEBサイトで募集していることが多いですので、気になる方はチェックしてみましょう。
結婚式のスタイルは無限です。
まずは、自分たちのイメージや気持ち、結婚式を挙げる理由をお二人で話し合って、そのイメージを結婚式に反映していきましょう。
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