結婚式という言葉には、挙式と披露宴の2つの言葉が含まれています。

それぞれの言葉は耳にしたことがあると思いますが、その意味まで知っている方は少ないことでしょう。
ただ流れに任せて結婚式をするのではなく、しっかりと意味を理解した上で行えば、より内容のある結婚式を行えるはずです。
そこで今回は、挙式や披露宴の意味について、それぞれのスタイルも交えて解説しますので、何となくしか分かっていない方は是非ご覧ください。
結婚式とはどうゆう意味なのか
結婚式という言葉を聞いたとき、どうゆうイメージを思い浮かべますか?
バージンロードを歩く花嫁の姿でしょうか?
それとも、お二人がゲストの座るテーブルを回るフォトラウンドでしょうか?
これは、どちらも正解。
結婚式は『挙式』と『披露宴』の2つを含む言葉だからです。
本来は『結婚式=挙式』ではありますが、披露宴が当たり前に行われている日本では、披露宴も一緒に含まれるのが一般的。
少し紛らわしいので、どちらも行うことを伝えるために『結婚披露宴』と呼ぶこともあります。
では、披露宴を行わず、挙式だけ行う結婚式というのはあるのでしょうか?
当然、挙式だけの場合もあります。
その反対で、披露宴だけを行う場合もあり、どうするかは新郎新婦の自由です。
挙式をするのか?披露宴をするのか?はたまたどちらも行うのか?
それを決めるためには、それぞれの意味を知らないと決められないはずです。
挙式とはどうゆう意味を持つのか
では、挙式とはどうゆう意味を持って行われているのでしょうか?
挙式とは、読んで字のごとく『式を挙げること』です。
つまり、お二人が立会人の前で、夫婦となる誓いを立てる儀式を挙式と呼んでいます。
教会で指輪交換や、誓いのキスなどの行いが挙式にあたり、この儀式を終えた後に晴れてお二人は夫婦となるわけです。
それ以外にも、「区切りをつけるため」「親孝行のため」という意味を添えて、挙式を行なっている新郎新婦は多い。
披露宴とはどうゆう意味を持つのか
では、披露宴はどうゆう意味で行われるのでしょうか?
こちらも同様に読んで字のごとく、『披露する宴(うたげ)』。
要するに、結婚する相手を、お呼びしたゲストにお披露目し、そのお祝いをする場が披露宴なのです。
主賓の方が挨拶の際に新郎新婦がどうゆう人間なのかを話す、友人が昔のエピソードを紹介するのは、披露宴の目的が『お互いの紹介』にあるから。
そして、余興や演出があるのは、披露宴の目的がお祝いし楽しむための場だから。
それ以外にも、「これまでお世話になった方へ感謝を伝える場」「成長した姿を見せる場」としての役割も、同時に備えています。

このように挙式と披露宴には、それぞれ違う意味と目的があり、どうするかは新郎新婦が結婚式に何を求めるかを考えて、決めなければなりません。
そして、挙式と披露宴には、それぞれで違うスタイルがありますので、どの内容で行うのかも決める必要があります。
挙式・披露宴のそれぞれの形式について
ここからは、挙式と披露宴にどのような形式があるのか解説していきます。
基本的には新郎新婦の好みで選ぶのですが、選ぶスタイルで費用も変わりますので、予算が気になる方はその点も踏まえて決めましょう。
挙式の形式
挙式のスタイルには、4つの方法があります。
・神前式
・仏前式
・人前式
日本では、信仰する宗教の形式を選ぶという文化があまりないので、基本的にはどのスタイルを好むかで決定することとなります。
キリスト教の教義にならって行われるキリスト教式(チャペル式とも呼ぶ)。
三三九度や玉串奉奠と、厳かな雰囲気の神前式。
ご先祖に夫婦となる旨の報告をする仏前式。
招待したゲストが誓いの証人となる人前式。
それぞれで特色があるので、その内容を知った上で選ぶと、より強く挙式を行う意味を感じられるはずです。
披露宴の形式
披露宴には2つのスタイルがあります。
・会費制
一般的にイメージされる披露宴は、祝儀制と呼ばれる方法。
これは、ゲストがお祝いとしてご祝儀を持参されるため、祝儀制と呼ばれています。
対して会費制とは、ゲストが一律で決まった会費を持ち寄って行われるスタイル。
会費は新郎新婦が自由に設定し、その相場は1〜2万円というところです。
会費制は別名1.5次会とも呼ばれていて、その内容はパーティ形式というのが特徴。
例えば料理は立食スタイルにし、引出物は準備しない等々。
祝儀制とは違い、会費制は集まるお金がはっきりわかりますので、とても予算を組みやすいのも魅力と言えます。
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