結婚式の費用は平均して360万円近くかかるのですが、ホテルや旅館のように、安い時期があるのか気になりますよね?
実は、結婚式にも安くなる時期がありまして、これを押さえておくと、結婚式をずいぶんお得に挙げることもできちゃいます。
そこで今回は、結婚式の金額をグッと安くできる時期やその他のお得になる方法について、とことんお話ししていきます。

結婚式の価格が気になる方は、お得にするための方法をしっかり学べますので、最後までじっくりとご覧ください。
結婚式が多い月ランキング
まずは結婚式の多い月を、ランキング上位5位まで発表しましょう。
なぜこの月が多いのか、その理由も一緒に解説。
なおこのランキングは、『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』の結果を元に作成しています。
第1位
一番人気は、秋のシーズン真っ只中の『11月』。
秋は気候も過ごしやすく、雨や台風などの影響も少ないことで、結婚式ではとても人気のシーズンです。
また、食欲の秋とも言われるこの季節は、取れる食材が豊富で一番美味しい時期でもあるので、ゲストに振る舞う料理にも期待ができる。
結婚式において11月は、毎年不動の1位なのです。
第2位
秋の季節に入るころの『10月』が第2位。
まだ少し残暑が残る時期でもありますが、それでも過ごしやすい季節ですので、多くのカップルが選んでいます。
これだけ秋が多いのは、プライベートでのイベントが少ないことも理由の1つ。
過ごしやすい季節なら春も考えられますが、春は仕事で部署異動や引っ越しなど、新年度の準備で忙しいことが多い。
多くの方はそのことを踏まえて、春より秋を選んでいるのです。
第3位
3番人気には、夏の終わりの『9月』が選ばれています。
残暑厳しい季節ですが、9月終盤の東日本には涼しくなるところもチラホラある時期。
9月は祝日が多く、大型連休もあることが多いので、連休初日に結婚式という日程を考える方が多いです。
第4・5位
第4位と5位は同率で、春の始まりを感じられる『3月』と、春が終わり夏の入り口でもある『5月』。
春ですので気候が過ごしやすいことが、選ばれる大きな理由。
4月が入っていないのは、新生活での忙しさを避けたことが大きな理由でしょう。
また3月は、転勤前に結婚式を済ましてしまおう、という駆け込み型カップルがいるのも、選ばれている理由とも言えます。
5月は秋とは異なり、自然の緑がとても綺麗ですので、ガーデン演出もとても雰囲気が良いです。
また、新生活が落ち着いた頃でもありますので、ゲストの招待がしやすい時期というのも理由の1つでしょう。
ランキング結果から、やはり春と秋は結婚式にはとても人気で、その中でも10・11月はダントツ。
この10・11月は結婚式の料金にはあまり期待できませんので、費用の心配がある方は、候補から外すことも検討しないといけないでしょう。
結婚式の費用は何月が安い?少ない月ランキング
結婚式で選ばれる人気の月はわかりましたが、反対に人気が少なく安い月はいつなのでしょうか?
こちらも『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』の結果を元に、ランキング形式で発表しちゃいます。
第1位
結婚式で一番選ばれていないのは、寒さの厳しい『1月』。
寒さもピークに差し掛かり、東北地方では当日交通手段が麻痺してしまう可能性が高いのが、不人気の大きな理由。
また、1月は年明けのイベントが多いことも考えられます。
例えば会社関係の新年会、挨拶回り、そして成人式もありますので、1月前半はかなりバタバタです。
しかし、費用については特別プランが期待できますので、お得な結婚式をするなら候補に挙げるべきでしょう。
第2位
2番目に不人気なのは、夏真っ只中の『8月』。
男性のスーツ、女性の和装とメイクには、夏の暑さはとても辛い。
結婚式会場が室内とは言え、ご年配にはそこまでの移動がとても暑くて大変です。
この8月も料金については期待が持てますので、もし選ぶなら屋外演出は極力控えて、うちわを準備するなど、暑さ対策を考えておくととても良いでしょう。
第3位
3番目に不人気なのは、年末の支度が始まる『12月』。
クリスマスや年末と、イベントが多くあるこの時期は、敬遠する方が多いようです。
寒さも本格的になり、忘年会も控えているので、結婚式を行うなら月の前半というところでしょう。
この8・12・1月なら、結婚式はかなりお得なプランがありますので、とても期待が持てます。
そのほかには7月も候補に挙げられますので、検討してみましょう。
なお、『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』のアンケート結果はこのようになりました。
結婚式は、できれば招待するゲストの都合と希望が揃う時にするのが一番ですが、そんなことはまずありえません。
費用などのバランスも踏まえていつがいいのか、お二人で話し合って決めましょう。
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地域によって違う結婚式の安い時期
結婚式が安い時期は、寒さが厳しい1月という結果でした。
しかしこの結果は、北から南までの全国全てのエリアを含めたランキングです。

日本は南北に長く、東北と九州ではまったく気候が違うので、実際は地域によって安くなる時期は違っています。
そこでここからは、エリアごとに月ごとの結婚式の割合を発表していきますので、結婚式を挙げようと思っている地域で安い時期をチェックしてみましょう。
北海道
1位:1月
2位:12月
3位:2月
青森・秋田・岩手県
1位:1月
2位:8月
3位:3月
宮城・山形県
1位:1月
2位:2月
3位:4月
福島県
1位:1月
2位:12月、3月
茨城・栃木・群馬県
1位:8月
2位:1月
3位:2月
首都圏エリア
1位:1月
2位:8月
3位:12月、2月
新潟県
1位:1月
2位:2月
3位:4月、8月
長野・山梨県
1位:1月
2位:7月、8月
富山・石川・福井県
1位:1月
2位:12月
3位:8月
静岡県
1位:7月
2位:8月
3位:1月
東海エリア
1位:8月、1月
2位:7月
関西エリア
1位:1月
2位:8月
3位:7月
岡山・広島・山口・鳥取・島根県
1位:1月
2位:6月、8月
四国エリア
1位:1月
2位:4月
3位:7月
九州エリア
1位:1月
2位:8月
3位:7月
そのほかの結婚式が安くなる時期やタイミング
エリア別に結婚式が安い時期を紹介しました。
ですが、結婚式が安くなる時期・タイミングは、まだ他にもあることをご存知ですか?
ということで、ここからは、お得になるタイミングや時期について徹底的にご紹介していきましょう。
六輝を意識
昔から結婚式は、”縁起を担ぐ”ことが多いイベントです。

「本日はお日柄もよく、…」という挨拶はお決まりですが、これは”六輝(ろっき)”というその日の吉兆を表す言葉を意識したスピーチです。
六輝には、6つの吉兆を表す言葉があります。
- 大安(大安)
- 友引(ともびき)
- 先勝(さきがち)
- 先負(さきまけ)
- 赤口(しゃっこう)
- 仏滅(ぶつめつ)
そして、これは今でもかなり意識している方が多く、申し込みの数にも影響しているのです。
『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』では、挙式を挙げた日の暦についてアンケートを取っていますので、その結果を掲載しましょう。
『大安』が一番人気で全体の4分の1、『仏滅』が一番人気がない日取りとなりました。
このように、結婚式の申し込みの数が少ない仏滅には、『仏滅特典』と呼ばれる割引があることが一般的です。
しかし、家族や親戚に縁起を気にする方がいると、揉め事のきっかけにもなります。
対策については『仏滅に結婚式はしていいの?六輝それぞれの意味や由来、仏滅の結婚式への対策を徹底解説!』で詳しくお話ししていますので、そちらの記事をご覧ください。
結婚式当日までの期間
結婚式は、会場を決めた後に打ち合わせを何度も行なって当日を迎えます。
その打ち合わせの数は昔より随分増えていて、その分、準備期間を長くとるカップルも増えてきました。
ですが結婚式は、早期割引のある旅行プランの予約とは違って、予約が早まれば早まるほど価格が高い傾向にあります。
逆にいうと、当日までの期間が短くなれば、価格はお得になるということなので、会場の予約はできる限り遅くした方が良いのです。
具体的な目安としては、当日まで半年を切ってからがベスト。

結婚式の本格的な打ち合わせはその頃からですので、半年あれば打ち合わせは十分間に合います。
準備期間について詳しく知りたい方は、『結婚式の準備期間を徹底解説!平均期間や打ち合わせ内容まで完全網羅』をご覧ください。
週末よりは平日
結婚式はたくさんのゲストが招待されるため、休日や祝日に合わせて行われることが多いです。
特に土曜日は、翌日が日曜で休みなので、どうしても申し込みの件数は多くなります。
『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』では、半分以上が土曜日、4分の1以上が日曜日という結果でした。
これだけ偏りがあると、会場としては平日の申し込みはとてもありがたいので、特別な割引が期待できます。
とはいえ、一般的には週末がお休みのゲストが多いはずですので、平日を選ぶ際は十分話し合ってからにしてください。
どうしても平日にして割引が欲しい!という方は、金曜の夜なら可能性は高いですので狙ってみましょう。
まとめ
今回は、結婚式が安い時期について、ランキング形式で発表してきましたがいかがでしたか?
一般的には、8月、1月がお得な時期なのですが、地域によってかなり違いますので、エリアごとにチェックして日程を考えてみましょう。
結婚式の価格は、会場の申し込み前のプランニングで大きく変わります。
金額が気になる方は、焦って会場を決めずに、しっかりと費用を抑える方法を考えるように心がけてください。
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