結婚式では、結構家族でもめることが多いのですが、その中でもよくあるのが、日取りに関する親からの反対です。

結婚式関係では、親子喧嘩のきっかけで1、2を争う話題といってもいいでしょう。
ですが、結婚する本人からしたら、どうして自分たちが決めた日程に反対するのかわからない方も多いはず。

そうなんですよ。
どうしてそこまで反対するんですかね…
そこで今回は、親が結婚式の日取りで反対する理由やもめないための事前の対策、また日程を決める際のポイントや結婚式に良いとされる日にちまでを、元プランナーの私がしっかりと丁寧に解説していきます。
もし、これから結婚式の日取りを決めようと考えている方は、少し慎重に話を進めましょう。
結婚式の日取りを勝手に決めると親が反対する理由
結婚式を挙げる日取りをお二人が勝手に決めて、親に報告した時に反対されるケースは結構多いです。
そうゆう時って、大体の場合、反対する理由は決まっていて、その理由も2つくらいしかありません。

それは、”お日柄がよくない”か、”自分たちの都合がよくない”か、このどちらかでまず間違いないです。
その中でも特に多いのは、お日柄がよくない日だった場合で、正直なところ9割くらいはこれが理由でしょう。
昔から結婚式では、『六輝(ろっき)』と呼ばれる、その日の運勢を表すお日柄がかなり重要とされています。

お日柄ですか?
知らないので詳しく教えてください。
その日の運勢を表す六輝
お日柄とは、その日の運勢を表す言葉です。
結婚式でよく使われているのは、先ほど紹介した『六輝』と呼ばれる中国が由来の言葉になります。
この六輝には、6つの運勢を表す言葉があって、カレンダーにも書いてあるので聞いたことがあるかも知れません。
その6つの言葉と、その言葉の運勢を一覧にするとこのようになります。
大安(たいあん) | 万事進んで良い日で、1日中吉とされている。 |
---|---|
友引(ともびき) | 正午のみ凶とされているが、午前や夕方は祝い事に吉とされる。 |
先勝(さきがち) | 急いで事をなすと良いとされ、午前中は吉、午後は凶。 |
先負(さきまけ) | 平静を守ることがよいとされ、午前中は凶、午後は吉。 |
赤口(しゃっこう) | 祝い事には大凶だが、午前11時から午後1時までの時間は吉。 |
仏滅(ぶつめつ) | 全ての時間で凶とされる。 |
それぞれの運勢は、バラバラに巡ってくるわけではなく、
友引→先負→仏滅→大安→赤口→先勝
基本的には、この順番で毎日巡ってきます。
そして、その運勢には特に科学的な根拠もないので、あくまで占いの一種として扱われているのが現状です。
”結婚式=大安”が当たり前だった昔
六輝という言葉を知らない、という方も今は普通にいます。
ですので、今のカップルはお日柄をそこまで…というより全く気にしない方の方が、圧倒的に多いでしょう。
ですが、昔はそうではなく、”結婚式といえば大安”というのが当たり前で常識に近いものでした。
なので、二人が決めた結婚式の日取りが1日運勢が悪いとされる仏滅だった場合、「どうしてその日なの?」ということになり、意見が対立し、そして喧嘩に発展します。
実際、そのことが原因で、両家のトラブルにまでなり、婚約解消にまでいってしまった例もあるくらい。
両親にとってお日柄というのは、それくらい重要なものなのです。
また、結婚式をするのは自分の子供ですので、
「お日柄の悪い日に結婚式をして、二人の間に何かあったらどうしよう…」
という思いから、少しでも悪いと言われることは避けたいと考えるのも親の気持ちでしょう。

昔からのお日柄への考え方と、親が子に思う気持ちから、日取りに反対しているんだ、ということを理解してあげてください。
結婚式の日取りで選んだ六輝は?
結婚式の日取りでは、六輝がかなり重要にされています。
それは結婚する本人が、というより親や親族が重要にしている、という方が正しいでしょうか。

私が以前プランナーをしていた頃も、同席している親が日取りにこだわっていて、結婚式をする本人は全くという感じでした。
では、世の中のカップルは、結婚式でどの六輝を選んだのかを参考に見てみましょう。
『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』のアンケート結果ではこのようになりました。

大安ってすごい人気なんですね。
それほど、今でも六輝は大切にされているものですので、あまり軽く考えないようにしましょう。
仏滅を選ぶと得られる特典
先ほど掲載したグラフでは、六輝の中で一番人気がないのは『仏滅』であることがわかります。
仏滅は、”1日全ての時間で凶”ですから、仕方のないことかもしれません。
ここで少し、結婚式場の立場になってみて考えてみてください。
結婚式場は基本的に、年末年始以外は申し込みを受け付けています。
それなのに、ただその日が仏滅というだけで申し込みされないのは、売り上げがなくなるので困りますよね?
そこで、結婚式場はある対策をして、仏滅での申し込みを増やそうとしています。
その対策とは、結婚式の特別な割引です。
結婚式には、いくつか割引されるタイミングや時期があるのですが、その一つが実はこの仏滅。
その金額が大きい分、割引もかなりのもので、10〜20万円のサービスは期待できます。
結婚には、式以外でも新居の準備や指輪の購入と、出費が多くなるものです。
少しでも安くしたいという思いがあるなら、割引の件も踏まえて、話し合いをしてみましょう。
六輝以外で結婚式に良い日取りを一挙紹介
ここまでの話で、結婚式のお日柄の重要性をわかってもらえたと思います。
行動が早い方は、早速、お日柄の良い日を探しているかもしれませんね。

ですが、結婚式に良いとされるお日柄は、実は六輝の大安や友引以外にもあります。
そこで、六輝以外で良いとされる吉日を、一挙にご紹介していきます。
候補はたくさんあったほうが良いでしょうから、参考にしてみましょう。
天赦日(てんしゃにち)
まず、代表的なところでは『天赦日』が挙げられます。

実はこの天赦日は、紹介した大安より上の吉日と言われています。
意味としては、”天がすべての罪を許す”と言われていて、どんな吉日よりも上の、”最上の吉日”なのです。
しかし、最上の日ですので、1年にそこまであるわけではありません。
大体5〜6日しかないので、とても貴重な日にちとも言えます。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいにち)
天赦日は、1年間でかなり日数が少ないので、候補日として挙げるのは難しいかもしれません。
そこで、ご紹介したいのは『一粒万倍日』です。
一粒万倍日は、1年間でも結構な日数があって、候補が挙げやすいのがポイントになります。
意味としては、”一粒の籾(もみ)が万倍の稲穂になって実る”とされていて、結婚式の幸せが万倍になって返ってくるわけです。
結婚式の日が最高ではなく、今後の生活のほうが何倍にも幸せになると考えれば、こんなにもふさわしい日はないのかもしれません。
母倉日(ぼそうにち)
一粒万倍日と合わせて紹介したいのは、『母倉日』です。
母倉日も、1年間で結構日数が多いので、候補日を挙げるのに向いている日と言えるでしょう。
母倉日の意味としては、”母が子を育てるように、天が人間をいつくしむ日”とされていて、天に見守られて結婚式ができるという日だそう。
また、”女性が子供を授かって母になる”という意味も、合わせて持っているという見方もあるようです。
ここで紹介した3つの吉日はすべて、結婚式を挙げるのに縁起が良い日です。
どの日を選んでも問題ありませんので、気になった日があれば、この後紹介する具体的な日にちから、候補となりそうな日を探してみましょう。
結婚式に良いとされる具体的な日にち
六輝以外で結婚式に良いとされる日を、意味を含めて3つご紹介しました。
ではここからは、その吉日はどの日にちに該当するのか、六輝で良い日とされる大安と友引も一緒に、具体的な日程を掲載していきます。
2019年と2020年の2年分を、一挙にピックアップしますので、予定している年代と月から、該当する日にちを確認してみましょう。
大安
2019年
1月 | 11日・17日・23日・29日 |
---|---|
2月 | 4日・9日・15日・21日・27日 |
3月 | 5日・10日・16日・22日・28日 |
4月 | 3日・7日・13日・19日・25日 |
5月 | 1日・6日・12日・18日・24日・30日 |
6月 | 3日・9日・15日・21日・27日 |
7月 | 8日・14日・20日・26日 |
8月 | 11日・12日・17日・23日・29日 |
9月 | 2日・8日・14日・20日・26日 |
10月 | 1日・7日・13日・19日・25日・29日 |
11月 | 4日・10日・16日・22日・27日 |
12月 | 3日・9日・15日・21日・31日 |
2020年
1月 | 6日・12日・18日・24日・29日 |
---|---|
2月 | 4日・10日・16日・22日・27日 |
3月 | 4日・10日・16日・22日・26日 |
4月 | 1日・7日・13日・19日・24日・30日 |
5月 | 6日・12日・18日・24日・30日 |
6月 | 5日・11日・17日・21日・27日 |
7月 | 3日・9日・15日・26日 |
8月 | 1日・7日・13日・23日・29日 |
9月 | 4日・10日・16日・20日・26日 |
10月 | 2日・8日・14日・19日・25日・31日 |
11月 | 6日・12日・16日・22日・28日 |
12月 | 4日・10日・15日・21日・27日 |
友引
2019年
1月 | 3日・8日・14日・20日・26日 |
---|---|
2月 | 1日・6日・12日・18日・24日 |
3月 | 2日・7日・13日・19日・25日・31日 |
4月 | 10日・16日・22日・28日 |
5月 | 4日・9日・15日・21日・27日 |
6月 | 2日・6日・12日・18日・24日・30日 |
7月 | 5日・11日・17日・23日・29日 |
8月 | 2日・8日・14日・20日・26日・30日 |
9月 | 5日・11日・17日・23日 |
10月 | 4日・10日・16日・22日 |
11月 | 1日・7日・13日・19日・25日・30日 |
12月 | 6日・12日・18日・24日・28日 |
2020年
1月 | 3日・9日・15日・21日・26日 |
---|---|
2月 | 1日・7日・13日・19日・24日 |
3月 | 1日・7日・13日・19日・29日 |
4月 | 4日・10日・16日・22日・27日 |
5月 | 3日・9日・15日・21日・27日 |
6月 | 2日・8日・14日・20日・24日・30日 |
7月 | 6日・12日・18日・23日・29日 |
8月 | 4日・10日・16日・20日・26日 |
9月 | 1日・7日・13日・17日・23日・29日 |
10月 | 5日・11日・22日・28日 |
11月 | 3日・9日・19日・25日 |
12月 | 1日・7日・13日・18日・24日・30日 |
天赦日
2019年
1月 | 27日 |
---|---|
2月 | 10日 |
4月 | 11日 |
6月 | 26日 |
9月 | 8日 |
11月 | 7日・23日 |
2020年
1月 | 22日 |
---|---|
2月 | 5日 |
4月 | 5日 |
6月 | 20日 |
9月 | 2日 |
11月 | 1日・17日 |
一粒万倍日
2019年
1月 | 2日・3日・6日・15日・18日・27日・30日 |
---|---|
2月 | 9日・14日・21日・26日 |
3月 | 5日・6日・13日・18日・25日・30日 |
4月 | 9日・12日・21日・24日 |
5月 | 3日・6日・7日・18日・19日・30日・31日 |
6月 | 13日・14日・25日・26日 |
7月 | 8日・11日・20日・23日 |
8月 | 1日・4日・14日・19日・26日・31日 |
9月 | 7日・8日・15日・20日・27日 |
10月 | 2日・12日・15日・24日・27日 |
11月 | 5日・8日・9日・20日・21日 |
12月 | 2日・3日・16日・17日・28日・29日 |
2020年
1月 | 10日・13日・22日・25日 |
---|---|
2月 | 3日・4日・9日・16日・21日・28日 |
3月 | 4日・7日・12日・19日・24日・31日 |
4月 | 6日・15日・18日・27日・30日 |
5月 | 12日・13日・24日・25日 |
6月 | 5日・7日・8日・19日・20日 |
7月 | 2日・14日・17日・26日・29日 |
8月 | 7日・8日・13日・20日・25日 |
9月 | 1日・6日・9日・14日・21日・26日 |
10月 | 3日・9日・18日・21日・30日 |
11月 | 2日・14日・15日・26日・27日 |
12月 | 10日・11日・22日・23日 |
母倉日
2019年
1月 | 8日・9日・20日・21日 |
---|---|
2月 | 1日・2日・7日・8日・19日・20日 |
3月 | 3日・4日・15日・16日・27日・28日 |
4月 | 14日・15日・26日・27日 |
5月 | 6日・17日・18日・29日・30日 |
6月 | 10日・11日・22日・23日 |
7月 | 4日・5日・19日・20日・31日 |
8月 | 1日・8日・11日・14日・17日・20日・23日・26日・29日 |
9月 | 1日・4日・7日・10日・13日・16日・19日・22日・25日・28日 |
10月 | 1日・4日・7日・11日・12日・23日・24日 |
11月 | 4日・5日・8日・19日・20日 |
12月 | 1日・2日・13日・14日・25日・26日 |
2020年
1月 | 15日・16日・27日・28日 |
---|---|
2月 | 14日・15日・26日・27日 |
3月 | 9日・10日・21日・22日 |
4月 | 2日・3日・8日・9日・20日・21日 |
5月 | 2日・3日・11日・12日・23日・24日 |
6月 | 4日・5日・16日・17日・28日・29日 |
7月 | 13日・14日・25日・26日 |
8月 | 6日・8日・11日・17日・20日・23日・29日 |
9月 | 1日・4日・7日・10日・13日・16日・19日・22日・25日・28日 |
10月 | 1日・4日・17日・18日・29日・30日 |
11月 | 13日・14日・25日・26日 |
12月 | 7日・8日・19日・20日・31日 |
結婚式の日取りへの意見は必ず両家からバランスよく聞くこと
結婚式の日取りを決めるのには、お日柄以外にも気をつけてほしいことがあります。
それは何かと言うと、両家それぞれの予定や都合です。
結婚式というのは、大体半年から1年ぐらい先の話ですよね?

そんなに先なら大丈夫、と思いがちですが、決してそんなことはありません。
仕事の関係でなかなか余裕がない時期はあるでしょうし、プライベートで前々から予定していた旅行というのも考えられます。
親や兄弟姉妹、祖父母ならまず間違いなく結婚式は出席するのに、都合も聞かないままに日取りを決められたら、あまりいい気持ちではありません。
そして大事なのは、必ずそれぞれバランスよく意見を聞くこと。
片方の意見ばかり尊重されると、それもまたいい気持ちではありませんよね。
結婚式というのは結婚する二人が主役ではありますが、親も準主役のような立場です。
その立場はしっかりと考えてあげましょう。
結婚式の日取りを決めるお日柄以外の要素
結婚式の日取りを考える上で、お日柄は欠かせない要素です。
ですが、お日柄だけで結婚式の日程を決めていいか?というと、決してそんなことはありません。

と言われても、こんなこと初めてなんで…
当然、経験なんてないですから困るのも当たり前です。
ということで、結婚式の日程を決めるためのお日柄以外の要素を、解説も含めてお話しします。
この要素を全てクリアできれば、日取り決めは完璧ですので、しっかり押さえましょう。
気候条件
気候条件と難しく書きましたが、簡単に言えば『季節』です。
日程を決めるステップは、大きく季節を絞っていくところから始まります。
ここで、ゼクシィの同調査から、先輩カップルがどの季節に結婚式を挙げたのか見てみましょう。
10月と11月に人気が集中しているのがわかりますね。
この2ヶ月の季節は『秋』に該当しまして、ウェディング業界では”オンシーズン”と呼ばれています。
秋が人気になる理由としては、、



このようなことが考えられます。
特に、気候が過ごしやすい点は、結婚式においてはとても重要です。
その理由は、ゲストが当日着用する衣装を考えてみればわかるでしょう。
女性:パーティドレス・ワンピース・和装
暑ければ男性や和装の方には辛く、寒ければ女性には酷です。
ですので、夏と冬の季節はウェディング業界では”オフシーズン”と呼ばれ、申し込みの少ない時期なのです。
また、夏と冬の人気が低いのには、別の理由もあります。








暑い・寒いだけではなく、他にも多くの理由があって、夏と冬は避けられているのです。

ということは、春か秋を選んだ方がいいってことですね。
オフシーズンは特別割引がある
確かに、結婚式では秋や春を選んで挙げた方が、余計な心配は少ないです。
ですが、逆に人気の少ないオフシーズンを選べば、大きなメリットが得られるかもしれません。
それは、結婚式の特別割引です。

ウェディング業界では、この申し込みが少ない2つの季節を選び申し込みをすると、金額の割引をするのがかなり一般的になっています。
なので、少しでも自己負担を減らしたい!という考えがあるなら、夏や冬を検討するのも良い選択になるでしょう。
ただ、勝手に決めると問題があるでしょうから、先ほど紹介したオフシーズンを避ける理由を元に、あなたとパートナー、お互いの両親含めて話し合うのが懸命です。
大型連休
1年の間には、ゴールデンウィークやシルバーウィークと、休日が連続する大型連休があります。
また、土日と祝日で3連休になることもよくありますよね。
そのタイミングに結婚式の日程を入れる場合、”前後が休みだから”という理由で連休中日に決める方がいますが、これはあまり良いことではありません。
その理由は、連休中日だと、その前後の予定が立てにくくなるからです。
3連休になれば、1・2泊の旅行に行く方も多いでしょう。
それなのに、その真ん中に結婚式が入れば、旅行先は結婚式場がある場所に限られてしまいます。

ですので、もし3連休以上の休日に日程を組む場合は、基本的に初日を狙ってください。
どうしても連休中日を選ぶ場合は、できる限り、ゲストに理解を得られるように努力しましょう。
招待客の都合
結婚式の日程を決める上では、両親や兄弟姉妹、祖父母の都合も考慮する必要があることはお伝えした通りです。
ただ、結婚式には友人や会社関係の方も参列されますので、その方たちの都合も考えておかないといけないでしょう。
しかし、全員のゲストの都合を確認するのはとても大変ですよね?
そうではなく、”大まかにゲスト全体を見る”ことが大切ということです。
例えば、招待するゲストにサービス業の方が多いなら、土日祝日ではなく平日の方がありがたいかもしれません。
あるいは、会社関係の方が多数出席するなら、会社の大型プロジェクトが佳境になる時期は避けた方がいいでしょう。
一般的には秋の土日が好まれる結婚式ですが、出席者の都合によっては、逆に好まれないケースもあります。
ゲストの都合を考えて、避けた方が良い時期・タイミングは考えておきましょう。
結婚式前後の予定
結婚式は挙式・披露宴合わせて4時間程度ですので、1日で終わります。
ですが、その時間だけで済むかといえば、そんなことはありません。
結婚式に出席する場合、会場までの移動や出席するための準備と、結婚式前後にも時間が必要です。
もしかすると、その移動・準備時間によって、結婚式の前日・後日まで影響するゲストもいるかもしれません。
結婚式の日取りは、結婚式を行う時間も合わせて考え、式前後も配慮して決めていくように心がけてください。
日取りを決めないまま式場見学に行くときの注意
結婚式の日取りは勝手に決めずに、親の意見や都合を確認しながら決めなくてはなりません。
そうなると、なかなか話が進まないことも多いので、だったら先に式場見学やブライダルフェアに参加して、とりあえず良さそうな結婚式場をピックアップしておこう!と思うカップルは結構います。

それはとても良いことですし、ブライダルフェアはデートとしても楽しいので、ぜひ参加しましょう。
ただし、もし参加するなら、これだけはしないと硬く誓って参加してください。
それは、『見学したその日に結婚式場と契約しない』ということ。
日取りも決まっていないのに申し込むはずがない!と思いますよね?
でも、案外あっさりと申し込みしてしまうのが、式場見学というものなのです。
理由は2つありますが、大きな理由はウェディングプランナーの営業テクニックとしつこさ。
プランナーは、お二人が予算も日取りも何も決めてなくても、話をしながら少しずつお二人を納得させて、そのまま契約させてしまうほど、色々なテクニックを使ってきます。
また、例えば「日取りは親に確認しないと…」と言って帰ろうとしても、「この場で電話して確認すればいいじゃないですか?」と結構しつこく食い下がってくることも。
そしてもう1つの理由は、結婚式場という非日常的な雰囲気に、二人が冷静ではなくなってしまうこと。
「新郎さま、新婦さま」と呼ばれ、会場の演出体験をし、スタッフからフラッシュモブのサービスまでされたら、それはもう気分も高まって勢いで申し込みしたくもなります。
ですが、結婚式場は一度申し込んでしまったらキャンセルも難しく、また、後で「聞いてなかった」ということがどんどん出てくるものです。
結婚式場の見学に親と行くのは良い?
話を自宅でするのも面倒だし、どうせなら式場見学を親と一緒にという方もいるでしょう。
式場見学やブライダルフェアは、絶対に新郎新婦本人だけということはありませんので、もし都合がつくようであればお互いの親を一緒に誘うのもアリ。
両親がいれば、日取りなどの意見もその場で聞け、会場を色々な視点から見てくれるので、メリットも大きいのです。
ただし、あまりに親の意見ばかりを気にすると、結婚式の主役である本人が楽しめませんので、意見として聞き、最終的には自分たちの意思で決めるように心がけると良いでしょう。