結婚式をすることが決まって、さぁ式の日程を考えようと思った時、ふと頭によぎることがありませんか?
そうです、結婚式の準備期間は、どれくらい必要なのか?ということ。

衣装を合わせて、料理を決めて、招待状書いて…
あれこれ考えるとすごく時間かかりそうですよね。

結構、時間がかかるイメージを持っている方多いですね。
でも、長めに準備期間をとったからといって、良いことばっかりでもないんですよ?
そこで今回は、結婚式の準備期間はどれくらい必要なのか、その平均やメリット・デメリット、準備期間の一連の流れなど、この記事でポイントを全て押さえられるように徹底解説していきます。
結婚式が決まった方や、日取りを決めようと考えている方は、是非しっかりとお読みください。
結婚式の準備期間の平均と結婚式場選びにかかる期間
結婚式の準備期間が足りなくて、バタバタしてあまり楽しめなかった!なんてことは、できれば避けたいですよね。
そこで、まずは先輩カップルの例に習っておこうということで、アンケート結果を見てみましょう。
これは『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』のアンケート結果ですが、半年前が一番多いという結果でした。

半年前が一番多いなんて、少しびっくりしました。
まだ早いものかと…

平均すると8.4ヶ月なので、8ヶ月を基準に考えると良いかもしれませんね。
ですが、結婚式の準備とは別に、とっておかなければいけない時間があります。
それは、結婚式場を探して申し込みするまでの期間です。
結婚式場に申し込むまでの期間
これが結構落とし穴で、この期間を忘れていて結婚式の日取りを組んで、少しバタバタしたという方もいます。

確かに必要ですけど、でもそこまでかかるんですか?
こちらもゼクシィが行なったアンケートの結果ですが、多くの方は1ヵ月未満でした。
ですが、式場選びにかなり時間がかかった方もしまして、この期間は人それぞれです。

僕たちは割とすぐ決めちゃいそうなので、そこまで時間は取らなくても良いかな。
と考えている方には、少しご忠告を。
結婚式場選びは、最低でも2ヵ月はかけた方が良いです。
というのも、結婚式場の色々なチェックや見積もりの確認は、しっかりとしておかないと後で困ったことになるかもしれないからなんです。
結婚式場との契約に関するトラブルは多いので式場選びは慎重に
結婚式場を選び申し込むまでの期間は、短いととても危険です。
その期間が短いということは、その分、色々なチェックも甘くなるということ。

でも困ったことなんて、説明をちゃんと聞いていれば起きないんじゃないですか?

普通はそうなんですが、実はプランナーもわざといろいろと説明を省いているんですよ。
それによって、結婚式場との契約でトラブルになるケースがとても多くなっています。
しかもそのトラブルは、ニュース番組『ワールドビジネスサテライト』でも取り上げられるほど。
なので、結婚式場を選ぶ期間は短めにせずに、しっかりと確認・チェックできる時間を儲けることが重要なのです。
結婚式の準備・打ち合わせが本格的に始まる期間
さて、先ほどのアンケート結果では、結婚式の準備期間を16ヵ月以上も取っていたカップルもいましたよね?

そうなんです。
だから、平均は8ヵ月でも、それでは間に合わないんじゃないかと気になってしまって…
確かに、1年以上も前から準備をしていたカップルがいると聞いたら、焦ってしまうのも無理はありません。

ですが、結婚式の打ち合わせが本格的に始まるのは、大体4ヶ月前なので安心してください。
たとえ1年前、それ以上前に結婚式場に申し込んだとしても、半年切るくらいまではボチボチしか打ち合わせはありません。

でも、友人は「準備が間に合わないから」と、かなり早めに申し込んでましたけど…
それは、ウェディングプランナーの営業テクニックですので、実際はそんなことないんです。
最短の準備期間は1ヶ月でもOK
結婚式の準備期間をしっかりと取れる方は、自分たちで調整できますが、全ての方がそうとは限りませんよね。
たとえば、マタニティウェディングの場合で、お腹が大きくなる前に結婚式を、という方もいます。

そうなると、式場を探して申し込んで、そこから打ち合わせがスタートですので、そんなに準備期間が取れません。
ですが、結婚式の打ち合わせは、うまくやれば1ヶ月くらいでコンパクトにまとめられます。
ですので、そこまで急いで式場の申し込みをしなくても大丈夫ということ。
ただしそうゆう場合は、1回の打ち合わせ時間が長くなってしまうので、その点はデメリットかもしれません。

1ヶ月でも間に合うなら、半年も時間があれば十分ということですね。
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結婚式の準備期間が長い・短い場合のメリット・デメリット
ここまでは、結婚式の準備期間の平均や、本格的な打ち合わせが始まる時期をお話ししました。
次にお話しするのは、準備期間を長く取った場合と、短くした場合のメリット・デメリットについてです。

期間の長さでそんなに違いがあるんですか?

結構あるんですよ。
その点を知った上で、準備期間を長くとるか短くするか話し合ってほしいと思います。
準備期間が長い場合(約1年)
メリット
結婚式の準備期間を長く取れば、その分、自作アイテムを時間かけて作ることができます。
たとえば招待状やウェルカムボードなど、いろいろと自分たちで作りたいと思っている方は、長めがいいかもしれません。

ペーパーアイテムを自作すれば、節約効果もありますので、費用を抑えることも可能性です。
デザインにも時間を割けるので、凝ったこともできるはずです。
また、2人が希望する日取りや時間で、結婚式場を押さえられる点も、大きなメリットと言えます。
どうしてもそこにしたいという日にちがある場合は、早めに申し込まなくてはいけません。

私たちはまだ結婚式の内容を全然イメージできてないので、2人でゆっくり演出とか話し合いたいんです。
期間が長いとそれだけ調べたり考えたりもできますから、早めに申し込むのはいいことですね。
デメリット
では反対に、デメリットとしてはどんなことが考えられるでしょうか?
大きなポイントは、割引などのサービスが受けられないので、結婚式の金額が割高ということです。
ウェディング業界は、準備期間が短ければ短いほど、お得な割引サービスが出てきます。

1年以上前では、特別特典も期待できないので、金銭面は我慢するしかないでしょう。
そして、よくあるカップルの悩みの1つとして、あまりに長い準備期間に疲れる・中だるみしてしまうことがあります。

確かに打ち合わせがたまにしかないと、現実感も薄くなってしまうかもしれないですね。
結婚式の準備は、モチベーションがかなり大事ですので、中だるみは結構深い悩みになるかもしれません。
準備期間が短い場合(約半年)
メリット
準備期間が短い場合の最大のメリット。
それは、お得なサービス・割引が受けられるので、金銭面でかなり有利です。
特に半年を切ると、結婚式の申し込み件数も少なくなるので、式場としてもかなり値下げしてでも契約してほしいと考えています。
半年というのは1つの目安ですので、価格が心配な方は狙ってみてもいいでしょう。
そして、結婚式場と契約したあと、すぐに具体的な打ち合わせが始まります。

打ち合わせのタイミングも適度にありますので、どんどんと結婚式に向けた現実感が高まっていくところも魅力と言えますね。
デメリット
ではデメリットとしては何があるでしょうか?
一番のデメリットは、希望する日取りや時間で、結婚式場を押さえられないことでしょう。
結婚式場の予約は、半年までで約7割の方が契約を済ませていますので、日程はかなり埋まり気味。

じゃあ人気の結婚式場なら、もう申し込めないかもしれないですね。
また、あまり手作りアイテムに時間が避けないことも、デメリットの1つかもしれません。
準備期間は、ただ長ければ良いわけでもありません。
それぞれのメリット・デメリットを考えて、2人の希望に合わせた期間を設定していきましょう。
結婚式の準備期間で行う打ち合わせの一連の流れ
結婚式の準備期間については、メリット・デメリットも含み、いろいろとわかってきたと思います。
ということで次は、実際に結婚式場と契約した後、打ち合わせがどのように進んでいくのかをご紹介していきます。

具体的にイメージできるように、準備期間を10ヶ月とった場合でお話しします。
10〜6ヶ月前 | 衣装・小物合わせ ゲストのリストアップ |
---|---|
6〜3ヶ月前 | 衣装・小物決定 会場コーディネート 映像打ち合わせ・制作 招待状の作成・発送 |
2ヶ月前 | 料理の試食・決定 記念品・プチギフトの決定 席次表の作成 BGM選曲 当日の進行・演出決め |
1ヶ月前 | ゲスト人数の確定 席次表の確定 最終衣装フィッティング |
基本的な一連の流れはこの通りです。

なるほど。
どんな打ち合わせをするのか少し気になりますね。
では、それぞれの時期ではどんなことを打ち合わせていくのか、ポイントを押さえて解説していきましょう。
衣装・小物合わせ
結婚式場の申し込みが済むと、まず最初は衣装合わせから始まります。
大体3回くらいで終わりますが、多い人では10回以上する方もいますので、かかる期間は人によってバラバラです。

ドレスにはAライン・マーメイド・スレンダーと、バリエーションはかなりありますので、事前にどんなスタイルがあるかチェックしておくといいですね。

そんなにあるんですね!
今からすごく楽しみです。
衣装合わせは、ベールやグローブなど、同時に小物も合わせていきます。
最初から結婚式準備の醍醐味を味わうことになりますので、テンションも高まるでしょう。
会場コーディネート
衣装と小物がある程度決まってきたら、今度は会場のコーディネートに移ります。

会場のコーディネートって、一番最初かと思ってました。

結婚式の一番の見せ所はやっぱり衣装ですので、衣装に合わせてコーディネートするために、衣装合わせの後にしているんです。
この打ち合わせでは、2人とゲストのテーブルを飾る装花やテーブルクロス、ナフキンやその折り方まで話して決めていきます。
会場の雰囲気が一気に決まりますので、その時にあたふたしないように、前もってイメージしておきましょう。
映像打ち合わせ・制作
今の結婚式では定番になった映像も、少しずつ打ち合わせを進めていきます。
オープニングとプロフィール、エンドロールの3つ全て作るなら、撮影もありますので早めに始めることになります。

でも映像なんて、どうゆう風に作るのか全くイメージできないんですけど…

制作スタッフがしっかり提案してくれますので、大丈夫ですよ。
何か2人の趣味やイメージなどをまとめておくと、打ち合わせで参考になりますので、少し話し合っておくと良いかもしれません。
YouTubeでもチェックできますので、いろいろ参考に見てみるとイメージできるでしょう。
招待状の作成・発送
いろいろと準備が進み、当日まで4ヶ月というところで、招待状の打ち合わせが始まります。
それまでにある程度、招待するゲストを絞りこんでおくとスムーズに進みます。
宛名を書いて、本状と付箋を入れて、封をして…

これをゲスト人数分しますので、招待客が多いとそれだけ時間もかかります。
もし、「自分の字に自信がない」という方。
その場合は『宛名筆耕』というサービスがありますので、少し料金はかかりますが検討してみましょう。
料理の試食・決定
招待されたゲストにとって、結婚式の料理はかなり重要なアイテム。
食事が美味しいと、自然と人は顔がほころびますので、しっかりとチェックしていきたいところ。

基本のコース料理を選んで、一部の料理を別のコースのものと入れ替えたり、2人のオリジナル料理を取り入れるなど、割と話し合うことは多いです。

料理はすごくこだわりたいので、時間かかっちゃいそうです。
料理は見積もりアップにもかなり影響しますので、金額と味、予算のバランスをみながら進めておくことになります。
記念品・プチギフトの決定
記念品(引出物)は、すごく時間がかかる方と、あっさり決まる方が分かれます。
というのも、その品数が多いので、目を通すだけでもかなり時間がかかるんです。
また、ゲストによって送り分けを考えたり、お世話になった方に1品追加することも。
そして、注文する品番のチェックやその数を計算したりと、意外と大変な作業なのです。
席次表の作成
そうこうしているうちに、ゲストに送った招待状の返信ハガキが、どんどんと返ってきます。
ある程度、返信ハガキが溜まったら、当日の席割り(席次)を考えていきます。

上座・下座、ゲストの関係と、いろいろなことを考えながら席を決め、その方の肩書きや名前の漢字チェックなども欠かせません。

なんだか本番が近づいてきた感じがありますね。
聞いただけで大変そうです。
返信ハガキには、ゲストのアレルギーに関することも書かれていますので、かなり重要なアイテム。
うっかり捨ててしまわないようにすることが重要です。
当日の進行・演出決め
さぁ、いよいよ結婚式が近づいてきました。
司会者やプランナーと、当日の進行・プログラムの打ち合わせが始まります。
2人のプロフィール・馴れ初めのチェック、挨拶や乾杯のご発声をいただく方の確認、余興の内容や考えている演出をどう組み込むかetc…
今までのパーツが、ここで一気に組み上がってきますので、とても重要な打ち合わせなのです。
なお、当日は2人のプロフィールや馴れ初めを、司会者がゲストに話すことがあります。
もし話して欲しくない話題があれば、しっかりと伝えておくことを忘れないでください。
最終フィッティング
結婚式まで2週間を切ったあたりで、最後に衣装のフィッティングです。

衣装合わせは打ち合わせの一番最初で、これまでで少し体型の変化があるかもしれません。
まさかの当日着られない!ということがないように、ここでチェックしておくのです。
ここまできたら、あとは結婚式当日を待つだけ。

前日はどんな気持ちになるのか…
想像すると待ち遠しいですね。
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結婚式場を探し始める前にこれだけは決めておこう
結婚式の準備期間のイメージがかなり着いてきたと思いますが、ここからは式場探しを始める前に、2人に話し合ってほしいことをお話しします。

すぐに結婚式場探しを始めたことで、2人で喧嘩になったり、お互いの両親が対立してしまうこともあります。
そうならないためには、事前の話し合いがとても大切なのです。

まだ何も始まっていないのに喧嘩なんて、それは避けたいですね。
ということで、事前に話し合ってほしい内容をご紹介していきます。
結婚式の日取り
まずは、結婚式をいつ挙げるかということを考えていきましょう。
これは2人だけではなく、両親の意見もしっかり確認することが大切です。
話し合いのポイントは、『六輝』をどうするかということ。

六輝って、カレンダーに書いてある大安とかですね。
六輝というと、そこまで普段気にしませんよね?
ですが、結婚式ではとっても重要で、ご年配の方には「結婚式=大安」が染み付いています。
2人の都合で決めた日取りが、まさかの仏滅だった場合、大もめになるケースもありますので、慎重に話し合わないといけないのです。
結婚式で使える予算
結婚式場を決める上で、2人の予算はとても重要。

確かに予算が全くわからないと、見積もりを見たところで何も話し合えないですよね。
結婚式では、ゲストからお預かりするご祝儀と2人のお金、そして両親からの援助も考えられます。
どれくらいの見積もりなら契約していいのか、その上限を確認しておかないと非常に危ないです。
結婚式の費用分担
結婚式の予算を決める上で、一緒に話し合ってほしいことがあります。
それは、結婚式の金額を両家でどう負担するか?ということ。
実はこの話題、お互いの両親の間で意見が全く違うことがあります。

2人が折半でよくても、両親が納得しなければ、あとで揉め事の火種になることも結構あるのです。
「新郎が全額出すのが普通だ!」という、驚きの意見ができることもあるので、予算の話し合いと一緒にチェックしておきましょう。
招待予定のゲスト人数
結婚式場を選ぶ上では、ゲストの人数はとても大切な情報です。

だいたい80人!という感じじゃダメなんですか?

それでもいいんですが、ゲストの人数が披露宴会場選びでは関係するので、ある程度正確な人数じゃないとダメなのです。
もしゲスト人数が大幅に変わって、披露宴会場では収まらないということになれば、最悪の場合、式場の変更をしなくてはいけません。
また、見積もりにもゲスト人数は関係しますので、できれば前後合わせて10人くらいまでに絞れているとベストです。
結婚式のスタイル
結婚式場選びは、結婚式のスタイルも大きく関係します。
というのも、全てのスタイルがその式場でできるわけではないからです。
例えば神前式を希望していても、ゲストハウスにはその設備がないことも多いです。
それに見積もりを作る上でも、結婚式のスタイルはかなり影響しますので、結構重要な情報なのです。
披露宴にも祝儀制や会費制と種類がありますので、どんなものかを事前に確認して、2人で話し合ってみてください。
日取りや時間にこだわらなければ申し込みは遅くても構わない
結婚式の準備期間は平均8ヶ月前からということですが、実際は4ヶ月前からしか本格的な打ち合わせは始まりません。
そう言われると、じゃあどうすればいいの?と悩んでしまう方もいるはずです。
なので、ここで一言アドバイス。
2人が日取りや時間にこだわるかどうか?を基準にしてみましょう
もしこだわるなら、平均8ヶ月より前に申し込みを検討しなければなりません。
なぜなら、できるだけ早い方が会場を押さえられる可能性が高いから。
ですが、こだわらないなら、当日まで半年を切って申し込みをした方が良いでしょう。
そのほうが価格面でかなり得をしますし、打ち合わせのスケジュールも無理なく進められます。
結婚式の準備期間で2人だけにしかできないこと
結婚式の準備期間では、2人はウェディングプランナーと打ち合わせをして色々決めていきます。
基本的には、プランナーがその手配と準備を代行して進めてくれますので、特に心配する必要はありません。

ですが、全ての作業を結婚式場が代行してくれる訳ではなく、2人だけしかできない作業もあるのです。

僕たちだけですか?
例えばそんなことですか?
気になる方も多いと思いますので、ここからは結婚式の準備で新郎新婦にしかできない作業を解説していきます。
ゲストのリストアップ
結婚式場への申し込みが終わったら、まず取り掛かるのは招待客のリストアップです。
友人や会社関係を招待するか?親戚までか?
親戚はどこまでを招待するか?と、具体的に決めていきます。

お互いのゲストのバランスって取ったほうがいいんですか?
確かに昔はそうしていたことが多かったですが、今はその必要はありません。
人数合わせで招待した・されなかった方は、必ず人数合わせに気づきますし、そんなことをしても、2人に何の得もありません。
サクラ(出席代理)を使ってまで合わせようとする方もいますが、それはただ出費を増やすだけですのでやめておきましょう。
招待状の作成・発送
結婚式当日の3ヶ月前になると、招待状の発送に取り掛かります。
封筒に住所・宛名を書き、本状と返信ハガキ、地図と各種付箋を入れて作ります。
真剣に何十枚と宛名と住所を書かないといけないので、結構時間もかかります。

でも、僕は字が下手なんで、気が進まないなぁ…
そんな方には、『宛名筆耕』という、代筆をお願いできるサービスがありますので検討してみましょう。
1部100円前後しますが、書く時間がない方にはありがたいサービスとなるはずです。
席次表の作成
招待状を発送すると、ゲストからどんどんと返信ハガキが戻ってきます。
そうすると次は、当日のゲストの席を決めていく工程に進みます。
上座下座や、ゲストそれぞれの人間関係を考えながら決めますので、結構大変な作業です。

ちょっと考えただけでも大変そうですもんね…
ここでのポイントは、絶対に返信ハガキは捨てないことです。
ハガキには、ゲストのアレルギーに関する情報が書かれていますので、今後の確認にとても大切な役割を持っているのです。
返信ハガキが返ってきたら、しっかりと所定の場所や箱に入れて、確実に管理しましょう。
記念品(引出物・引菓子)の選定
席次表の作成と同時に進めるのは、記念品(引出物・引菓子)です。
どの商品を誰に準備するか決めていき、その総個数を数えて発注するのです。

記念品は、そのパンフレットだけでもかなりの数がありますので、結婚式場が決まったら早めに資料だけでももらっておくといいかもしれません。
衣装・小物合わせを進めている間に、自宅でパラパラ目を通しておけば、焦って決めることもなくなるでしょう。
記念品はゲストが自宅で見るものですので、節約志向になりすぎないようにするのがポイントです。
映像用の写真集め・選定
意外に時間がかかるのが、プロフィール動画で使う写真集めや選定です。
プロフィール動画の長さはある程度決まっているので、全ての写真は使えません。
幼少期から成長し、2人が出会い、そして結婚に至るまでの過程が、ストーリー立てて見られるように選ばないといけないのです。
だいたい1曲分の動画ですので、お互いに使える写真は20〜30枚弱。

僕は写真が多いから、絞り込むのにかなりかかるかもしれないな。
ゲストの宿泊手配
結婚式場がホテルであれば大丈夫ですが、専門式場やゲストハウスには、宿泊施設がありません。
なので、遠方のゲストで宿泊の必要があるなら、2人が予約・手配することになります。
ただその前に、各ゲストと電話などで連絡を取って、交通費や宿泊費をどう負担するかチェックしないといけません。
交通・宿泊費は全額出すのが望ましいですが、交通費のみ2人が出し、宿泊費は甘えるという方法でも構いません。
大切なのは、ゲストそれぞれに話をすることを忘れないことです。
何も話がないまま当日を迎えてしまうと、ゲストから非常識な人間として扱われてしまいます。
お礼・お車代の準備
結婚式当日は、色々な方に2人の結婚式をお手伝いしてもらいます。
乾杯のご発声をいただくゲスト、受付や余興を担当してくれる友人と、この方達がいないと結婚式は成り立ちません。
そして、そのお礼として、皆さんにはお礼やお車代をお渡しするのがマナー。
前日までに、祝儀袋やポチ袋に2人の名字を書き、お金を準備する必要があります。

当日に、そのお礼を誰が渡すかまでを、前日までに話し合っておかないといけません。
準備したのに、渡せなかったら意味がないですからね。
結婚式の準備期間で2人の喧嘩になるきっかけ
結婚式の準備期間では、2人が行わないといけないことが色々出てきます。
その期間では、お互いの価値観や考えが一致せずに、喧嘩になってしまうということもよくあることです。

喧嘩はあるとわかってても、やっぱり嫌ですね…
できれば結婚式の準備は、2人で楽しく過ごしたいですよね?
ということで、これから紹介することは、準備期間中に起こる喧嘩の2大原因です。

今後の打ち合わせを進める前に、この2つを意識しておけば、喧嘩を避けることができるかもしれません。
相手が積極的に準備をしてくれない
結婚式の準備を積極的にしてくれないことから、ストレスを感じてしまい、喧嘩になることが多いです。
特に男性が準備をしないで、女性の不満がたまるケースが圧倒的です。

でも、何をしたらいいかわからなくて…
そんな方も多いので、ここで1つアドバイスです。
結婚式場との契約が終わったら、まずは2人が今後することを、リストアップしてみましょう。
やることを明確にしておけば、何をしたらいいかわからなくなることもないはずです。
そして、できればその項目に、それぞれ担当を決めること。
そうすれば、お互いが責任を持って準備しますので、「私だけ!」「僕だけ!」ということが無くなります。
イメージする結婚式が違う
2人はウェディングプランナーと一緒に、今後何度も結婚式場で打ち合わせを行います。
その際、喧嘩の原因になるのは、お互いが思う結婚式のイメージの違いです。
「あんまり派手にしなくていいのに…」
「みんなが驚く演出がしたい…」

それぞれ思っていることが違うので、打ち合わせが噛み合わず、モヤモヤが溜まっていくのです。
そこでワンポイントアドバイス。
結婚式のイメージは、結婚式場の申し込み前に、話し合って確認しておきましょう。
派手にしたいのか?それともアットホームにゲストと交流を楽しむ式にしたいのか?
結婚式をすると決めたら、式場選びに集中するカップルが多いですが、それはあまりよくありません。
ブライダルフェアや式場見学より、ますは2人でイメージの確認をすること。
とても大切なことなので、心に留めておいてください。
まとめ
今回は、結婚式の準備期間について、徹底解説してきました。
もっとも覚えて置いてほしいポイントは、結婚式の準備は、そこまで焦らなくても間に合うということです。
早く結婚式場を選んで、早く申し込まないと!と、焦っているカップルは多いですが、焦る必要はありません。
それよりも大事なのは、しっかりと2人の結婚式のイメージを話し合って、後悔しないような式場選びをすることです。
急いで契約しても、あとでトラブルになる可能性が大きいですので、申し込み前にじっくり情報収集することを心がけましょう。
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