これから結婚式場選びをする方は、結婚式の即決だけは後悔するので絶対にやめて欲しい!
そう、僕は何度も言うのですが、それでも式場見学に行くとそのまま契約してしまう方がいるので、とても悲しい気持ちになります。
ですが、僕はそれでも何度もいいます。

絶対、結婚式場見学やブライダルフェアに参加した当日に、そのまま申し込みしてしまうのだけはやめてください。
今回は、結婚式場を即決して後悔しないようにするために、何故その場で契約してはいけないのか?をしっかりと解説していきます。
結婚式場の見学でよく聞く『即決』とは?
結婚式場への見学や、ブライダルフェアに参加すると、お二人は必ずと言っていいほどに、その場で即決を迫られます。
即決…即決…どうゆう意味でしょう?
多分、即決の意味がわからないって方もいるかもしれませんね。
簡単に言うと即決と言うのは、自宅に帰って二人で話し合ったり、親に相談することもなく、見学したその日その場で契約を済ませてしまうこと。
そんなことできるの?って思うかもしれませんが、実は結構いるんですよ。
結婚式を即決してしまう理由
ですが、どうして数百万円もする契約をその場でしてしまうのでしょうか?

これを知らないと、あなたも同じことになるかもしれないので、しっかりと頭にいれておきましょう。
新郎新婦が結婚式場見学当日に契約してしまう理由。
それは、プランナーから言われる情報によって、「今契約しないと、損をしてしまう!」と考えてしまうからなのです。
ちょっと意味がわからないと思いますので、例えばこんなことを言われますね。
「会場の問い合わせが増えているので、すぐに埋まってしまうかもしれません」
え!?嘘!?だったら今契約しないと!
こんなことを案内されているプランナーに言われたら、普通そう考えちゃいますよね?
それと、もう1つ即決してしまう理由があるんです。
それは、結婚式場を見学したお二人のテンションがとても高く、いろいろなことを冷静に判断できない状態になっているから。
冷静ではない二人が、結婚式場のプランナーから「即決すればお得にしますよ?」なんて耳打ちされたら、申し込んでも仕方がないことなのかもしれませんね。
結婚式場を即決した割合はどれくらいいるの?
では、実際に結婚式場を即決した方は、どれくらいいるのでしょうか?
それがわかると、結婚式の即決に対して身構えてくれると思いますので、『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』を参考に見てみましょう。
なんと、4組に1組がたった1件の会場見学で、申し込みを済ませていました。
それだけ、当日の即決に魅力を感じた方が多いということでしょう。

ですが、結婚式場の見学は、この結婚式をする機会以外ですることなんてまずありませんよね?
ですので、結婚式場を3件でも4件でも回って、ブライダルフェアにも参加して、結婚式場選びを十分楽しんで欲しいと僕は思っています。
結婚式場選びは、結婚式を選ぶことが目的ではありますが、デートとしても楽しめる絶好の機会なのです。
結婚式場を即決して後悔しないために伝えたい式場選びのポイント
これまで多くの新郎新婦が、結婚式場を即決してしまい、そして後悔をしている現状があります。
ただ、「どうして即決すると後悔するのか?」がわかりませんよね?
別に1件目に見学した結婚式場が、二人にとって一番なら、その場で契約しても問題ないわけですもんね。

ですが、即決するということは、結婚式場選びで重要なポイントを、しっかりチェックできていない可能性が高いのです。
そこで、結婚式場選びをする上でチェックしておかなくてはいけないポイントを、3点解説します。
ゲスト人数は本当に大丈夫?
式場見学の時点では、あまりお二人で結婚式に関わる話をしていないことが多い。
なので、ゲスト人数がかなり曖昧で、いざ数えてみると押さえた会場のキャパを超えていた、ということも少なくありません。
そうなると法律にも触れますので、会場の変更をせざるをえず、最悪は結婚式場のキャンセルに繋がることも考えられます。
気に入った会場のキャパはどれくらいで、それはお二人のゲスト全員を収められるのかどうか。
式場選びは、そこまで確認しておかなければならないのです。
見積もりの確認はしなくていい?
即決するということは、見積もりの確認もそこそこで済ませているはず。
ですが、それではあとあと後悔することが多いのも事実。
結婚式の費用は、契約時の見積もりと支払いの金額では、大きく差があることが多いです。
また、中身も全て要望が備わっているのか、その場でわかるはずがありません。
たとえ予算以下の見積もりだったとしても、安心せずにしっかり確認をする時間が必要。
親の了解はもらうこと
結婚式は新郎新婦のものなのですが、親族を招待する立場にもある親に配慮すると、とても良いです。
というのも、昔の結婚式は親が主宰であり、そのしきたりが頭にある年配の方がいるかも知れんないから。
ですので、親の意見も聞くために、即決はしない方が良いのです。
たまに「この場で親に電話して了解を得ればいい」と話すプランナーがいますが、そんな良心のないプランナーがいる式場なら、契約しない方が身のためですね。
結婚式場の即決特典が気になる場合
しかし、チェックしないといけないポイントがわかっても、目の前でプランナーは即決特典をチラつかせています。
即決特典には色々ありますが、例えば「20万円値引き」「ウェルカムドリンクサービス」などですかね。
その特典がどうしても気になって、契約してしまう方もいるでしょう。
ですが、安心してください。

即決特典は、その場で契約しなくても、まず間違いなくあとで契約しても受けられます。
即決特典は次でも受けられる
「〇〇万円値引き」などの、当日成約で得られる即決特典は、実は後日契約しても受けられます。
プランナーも発表してしまったからには、当日でなくてもする覚悟はしていますので、安心してください。
即決しないとダメ!と言うのは、他の式場で契約をさせないための営業トークにすぎませんので、即決特典はあとでも受けられることを知っていれば、その場で契約する必要はないはずです。
空き状況は嘘かもしれない
そして、気に入った会場が見つかり、プランナーに希望日の空き状況を確認すると、奇跡的に空いていた!ような言い回しで伝えらえることがあります。
例えば、「さっきキャンセルが入って会場が空きました!」「この月はほとんどの日が埋まっていたんですが、この日だけ空いていました!」などなど。
実はこれも営業トークの一貫で、プランナーの嘘の可能性が大。
奇跡や偶然を装う演出は、非現実的な感じを新郎新婦に与えるので、契約の後押しに最適なのです。
絶対に嘘とは言えませんが、9割は嘘だと割り切って即決はしないこと。