結婚式場の選び方には、大きく分けて2つの方法があります。
1つは結婚情報誌やWEBサイトを参考に自分たちだけで会場を選ぶ方法、もう1つは『ブライダルカウンター』を利用する方法です。
ブライダルカウンターは、結婚式相談カウンターやウェディングサロンと、色々な呼び方をされます。
が、その違いはどこが運営しているか?というだけで、特に大きな違いはありません。
今回は、結婚式の相談をする場所として代表的なブライダルカウンターで出来ること、またメリットやデメリットを完全解説していきます。

また、ブライダルカウンターだけではなく、”新しい結婚式の相談窓口”についても紹介しますので、どうしようか考えている方は最後までしっかりとお読みください。
ブライダルカウンター(結婚式相談カウンター)で出来ること
結婚式場の選び方の1つであるブライダルカウンターですが、そもそもそこでは何が出来るのか、あんまりわかりませんよね?
ということで、まずはブライダルカウンターで出来ることを掘り下げていきましょう。
ブライダルカウンターの役割
ブライダルカウンターとは、別名で『結婚式相談カウンター』とも呼ばれています。
この文字からわかる通り、”結婚式について色々と相談できる場所”と考えるとわかりやすいと思います。
結婚式というのは一生に一度の経験ですから、一から順に段取りよく進められる方は、ブライダル関係者でない限り、いないはずです。

そんなわからないことだらけの結婚式の第一歩を踏み出す場所が、このブライダルカウンターということになります。

なるほど…
具体的にはどんなことができるんですか?
- 挙式・披露宴会場の紹介
- 会場見学の予約・キャンセル代行
- 結婚式に関する悩み相談
- 見積もりや会場見学のアドバイス
新郎新婦のお二人に会場を紹介し、2人が会場に申し込みをするまでが大きな役割となります。
相談の流れ
出来ることがわかったところで、次は相談する際の一般的な流れを紹介しておきましょう。
ブライダルカウンターは、大きなショッピングモールなどに店舗を構えていて、相談はその店舗に2人が訪れるところから始まります。
- ブライダルカウンターに2人が訪れる
- 2人の希望や条件を専任アドバイザーがヒアリング
- アドバイザーが条件に合う会場のピックアップと紹介
- 気に入った会場の見学予約
- 後日、アドバイザーから感想などのヒアリング

急に行っても大丈夫なんですか?
突然でも問題はないですが、アドバイザーがお客様対応をしていて、時間をロスしてしまう可能性はありますから、事前に連絡して予約を入れたほうが良いでしょう。
また、相談の所要時間としては1時間半〜2時間が目安です。
ヒアリングに会場のピックアップと時間は必要ですので、ゆとりのある時に訪問することをオススメします。
利用料金について
ブライダルカウンターでは、専任アドバイザーがヒアリングをしながら、2人の条件にある会場を紹介してくれます。
そんなありがたいサービスですから、気になるのは料金だと思いますが、実はブライダルカウンターは完全無料で利用することができます。
- 結婚式の相談と会場の紹介を受ける
- 見学後、見積もりの相談をし帰宅
- 再度、会場の紹介をもらいに訪問
- 決められずに会場選びを一旦保留
このように、あなたの結婚式の第一歩を無料でサポートをしてくれるのが、ブライダルカウンターということになります。
右も左もわからない新郎新婦の皆さんにとっては、大変頼りになるサービスですよね。
代表的なブライダルカウンター(結婚式相談カウンター)とそれぞれのメリット
ブライダルカウンターの様子が見えてきたところで、次は代表的な結婚式相談カウンターについてご紹介していきましょう。
ブライダルカウンターは、エリアを限定して運営している小さなものを含めると、かなりの数のカウンターがあります。
その中から、特徴や特典が大きく、全国的に有名な相談カウンターを3つピックアップしてご紹介します。
ゼクシィ相談カウンター
結婚式を決めたらまずゼクシィを買う、という王道の流れが根付いているくらい有名なゼクシィ。
毎月発行する情報誌だけではなく、式場検索サイトや相談カウンターも行なっていて、『結婚式相談の王様』のイメージが根付いています。
- 紹介可能な会場数は約2,700件
- 北海道から沖縄まで全国に63店舗を運営
- 110万円以上がお得になる”ゼクシィ花嫁割”がある
- 新生活に向けた保険の相談が可能

ゼクシィ相談カウンターの1番の特徴は、圧倒的な紹介可能な会場数です。
また、63店舗も運営していますので、多くのカップルが利用できるというのも、大きな魅力と言えるでしょう。
ただし、以下のエリアにはゼクシィ相談カウンターはありませんのでご注意ください。
マイナビウエディングサロン
マイナビは、就職・転職サイトを運営していることで有名ですよね。
ですが実は、式場検索サイトと”マイナビウエディングサロン”というブライダルカウンターの、2つのウェディング系サービスを運営しています。
- 紹介可能な会場数は約500件
- 店舗に行かなくても電話やメールで相談が可能
- 式場決定で最大6万円分の電子マネーがもらえる
- 関東・東海・関西を中心に22店舗を運営
マイナビウエディングサロンを通して会場を決めるだけで、6万円分の電子マネーがもらえるというありがたい特典が大きな特徴です。
また、自宅から電話やメールでの相談ができるのは、忙しい方にとっては大変魅力的なポイントと言えます。
ウエディングサロンは、以下のエリアのみで運営されていますので注意しておきましょう。
ハナユメウエディングデスク
タレントのローラが出演しているCMでおなじみのハナユメは、式場検索サイトと”ハナユメウエディングデスク”というブライダルカウンターを運営しています。
- 紹介可能な会場数は約600件
- 最大200万円以上と言われる”ハナユメ割”
- 利用すれば最大5万円分の電子マネーがもらえる
- 関東・東海・関西・九州で11店舗を運営
ハナユメウエディングデスクの最大の特徴は、200万円以上という大幅な割引があること。
また、電子マネーも最大で5万円分もらえるので、お得感はとても高いイメージが強いです。
ハナユメウエディングサロンがある都道府県は、以下の8つだけですのでご注意を。
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ブライダルカウンター(結婚式相談カウンター)大手3つの評価
全国的に有名な3つブライダルカウンターを紹介しましたが、それぞれに特徴・特典があって、選ぶのに大変だと思った方も多いでしょう。
そんな時に役立つのが”利用者の声”ですが、実はオリコンが『結婚式相談カウンターランキング』というものを発表していて、その結果はこのようになっています。

ハナユメウエディングデスクが1番評価が高いってことですね。
絶対にあなたにオススメ!というわけではありませんが、評価が高いというのは選ぶポイントにはなりますので、基準の1つに考えておくといいかもしれません。
ブライダルカウンター(結婚式相談カウンター)を利用した場合のデメリット
ブライダルカウンターは、結婚式に一歩踏み出す時の”最初の相談窓口”です。
そして、各社が運営する相談カウンターには、新郎新婦に嬉しい特典やサービスがそれぞれあって、これでは逆に使わない方が損に思いますよね?
ですが、実際はそんなに良いことばかりではありません。

ブライダルカウンターにも、利用した場合に起こるマイナスなこともあります。
ということで、ここからはブライダルカウンターのデメリットについて、5つにまとめてお伝えしていきます。
メリットとデメリットを両方知った上で、今後カウンターに相談するかどうか考えるようにしましょう。
ブライダルカウンターに直接行かなければならない
ブライダルカウンターは、直接対面による相談窓口ですので、必ず窓口まで行かなくてはなりません。
そこで問題になるのは、お住いの地域にブライダルカウンターがない可能性があるということです。
先ほど紹介した3つの相談カウンターでも、全ての都道府県に設置しているわけではありませんでしたよね?
ですから、使いたいと思っても、そもそもカウンターがないので使えないかもしれないのです。
また、ブライダルカウンターにはそれぞれ営業時間があります。
当然、相談できるのは営業時間に限りますから、仕事などでなかなか営業時間内に行くことが難しい場合もあるかもしれません。
最終的にはそこまで金額はお得ではない
ブライダルカウンターの広告では、「100・200万円安くなった!」というびっくりするキャッチコピーをよく目にします。
例えばゼクシィの『花嫁割』やハナユメの『ハナユメ割』は、その代表と言ってもいいでしょう。
ですが、見た目は安くなったように見えますが、最終的な結婚式の金額は、カウンターを利用した方が増える可能性が大きいのです。

なぜそう言えるのか、それはブライダルカウンターが無料で使える理由を考えればわかります。
ブライダルカウンターが無料で使える理由
カウンターを運営するためには、専任アドバイザーの給料や店舗のテナント料と、毎月たくさんのお金が必要です。
ですが、新郎新婦の2人からは何もお金をいただいていないのですから、その資金はどこから集めているのでしょうか?
その答えは、紹介している会場からということになります。
つまりは、「紹介したんだから、売り上げの一部を少しちょうだいね」ということです。
ということは、紹介を受けた会場からすると、その紹介料を支払う分、利益が減ってしまいますよね?
そうなると、普通ならあと少し値引きしても良いところでも、利益が減っている分、ウェディングプランナーが割引をしてくれない可能性が高くなるのです。

じゃあ、あの電子マネーはどうなんですか?
高額な電子マネーは、言ってみれば、会場からいただく紹介料の一部です。
5・6万円の電子マネーを利用者に渡しても、カウンターには利益が出るほどの紹介料を会場からもらっているというわけですね。
選べる会場が限定される
ブライダルカウンターは、全国すべての会場を紹介できるわけではありません。
カウンターがあるエリアの式場で、契約を結べたところだけ、新郎新婦に紹介しています。
契約の内容はつまり、「紹介したら、売り上げの一部くれますか?」ということ。

その条件をOKした会場の数が、ゼクシィなら2,700件、ハナユメなら600件あるというわけです。
しかし、結婚式を行える場所は、実はゼクシィにも載っていないものもあります。
結婚情報誌や式場検索サイト、相談カウンターはあくまで”広告”ですので、必要ないという会場は、高いお金を払って広告を出したりはしません。
つまり、ブライダルカウンターを利用するということは、選べる会場を最初から少なくしているということになります。
結婚式のスタイルさえ決まっていないのに、選べる会場の数が減るのは微妙ではないですか?
ベストな会場を紹介していないかもしれない
ブライダルカウンターの1番の役割は、2人の希望・条件にあった会場を紹介することです。
ですが実際は、紹介されたものが2人にぴったりの会場ではない可能性もあります。
どうしてそう言えるのか、2つの理由をお話ししましょう。
紹介料を稼ぎたい
1つ目の理由は、カウンターが紹介料を稼ぎたいために、偏った案内をする可能性があるという点です。
カウンターの収入源は、会場からいただく『紹介料』です。
この紹介料は、新郎新婦を紹介しただけではもらえず、実は2人が申し込みをした段階で初めていただくことができるお金なのです。
ですから、あまり営業力のないところではなく、できるだけ営業力と申し込み確率が高い会場に案内した方が、カウンターの利益に繋がりますよね?
利益意識が高いカウンターだと、そのような偏りのある紹介をすることも考えられるのです。
会場側の営業
もう1つの理由は、会場からカウンターに営業があるという点です。
結婚式場は、電話やWebサイトからの問い合わせより、カウンターの紹介が一番ありがたいと考えています。
それは、「あなたたちにぴったりだよ!」と専任アドバイザーが紹介してくれた分、申し込みの確率が高くなるからです。
そこで、結婚式場のプランナーはブライダルカウンターに何度も訪問して、少しでも紹介してもらえるように働きかけます。

つまり、営業活動ってことですかね。
そうなると、アドバイザーも人ですから、何度も来られると「紹介してあげようかな…」という気持ちになります。
これでは、2人にピッタリの会場を紹介できないのも無理はありませんよね。
サービス内容が限定される
代表的なブライダルカウンターを3つ紹介しましたが、実際はカウンターはまだまだ存在します。
その中には、例えば”衣装屋”が相談カウンターを行なっているというスタイルもあります。
そうゆうカウンターを利用する場合に起こるのが、『サービス内容の限定』。
つまり、「会場を紹介する代わりに必ず衣装はここから借りてね」という条件がつけられるのです。

このように、ブライダルカウンターには、無料で使えるという大きなメリットがある分、デメリットも多くあります。
今回お伝えした5つのデメリットを踏まえた上で、相談カウンターを利用するかどうか考えることをオススメします。
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ブライダルカウンターではない結婚式の相談窓口
ブライダルカウンターは、結婚式を決めた新郎新婦の第一歩をサポートしてくれる、とてもありがたい相談窓口です。
ですが、実際はメリットばかりではなくデメリットも非常に多くて、使わない方がいいかも…と思った方もいるかもしれません。
しかし、結婚式の相談窓口はブライダルカウンターだけではないということを知っていますか?
実はカウンター以外にも相談窓口はありまして、それはブライダルアドバイザーという方法です。
ブライダルアドバイザーの特徴
ブライダルアドバイザーは、元は会場でウェディングプランナーをしていた方が独立し、アドバイザーとして起業した方を指します。
では、ブライダルアドバイザーは何ができるのか、簡単にまとめましょう。
- 結婚式のスタイルの提案・アドバイス
- 見積もりのチェック・会場選びのアドバイス
- 会場見学の予約・キャンセル代行
- 結婚式に関する悩み相談

ブライダルカウンターと割と似ている感じですね。
確かに似ている点はありますが、詳しく見ていくとかなり大きな違いがあります。

そこで、よりブライダルアドバイザーについて知っていただくために、私が行なっている”ブライダルアドバイザー”とブライダルカウンターの違いを例にお話ししていきましょう。
結婚式のプランニングができる
まず1番の違いは、ブライダルカウンターの専任アドバイザーは、必ずプランナー経験があるわけではないということ。
その点、ブライダルアドバイザーは元プランナーですから、結婚式のプランを一から組み立てることができます。
もし、あなたが会場を探す以前に、どんな結婚式にしたらいいかわからない場合は、まずは大枠のプランを考えることが必要になります。
そのときは、カウンターの専任アドバイザーより、元プランナーの経験があるブライダルアドバイザーの方が適任だと言えます。
全ての会場が選べる
お話ししたように、ブライダルカウンターは必ず提携した会場した紹介できないシステムになっています。
それは、その会場を紹介しないと紹介料をもらえないので、ただのボランティアとなってしまうからです。
しかしブライダルアドバイザーは、提携した会場がないので、全ての会場から結婚式のスタイルや条件に合わせて選ぶことができます。
ホテルやレストランに料亭と、多種多様なスタイルに対応して提案できるのは、カウンターにはない魅力と思いませんか?
価格の抑える具体的なアドバイスができる
相談カウンターでも、専任アドバイザーが見積もりについてアドバイスをしてくれます。
しかし、専任アドバイザーはプランナー経験がないので、詳しく見積もりについて知っているわけではありません。
それに、細かく見積もりについて新郎新婦に話すと、紹介した会場を苦しめる可能性もありますから、そこまで具体的にアドバイスができないのです。
一方でブライダルアドバイザーはどうでしょうか?
特に会場とは関係もありませんから、2人の予算に合わせて、もっとも良い方法をアドバイスできます。
また、元プランナー経験から、「この方法なら価格を抑えられる」という裏戦略も知っていますから、その方法をあなたに教えることもできるのです。
そのアドバイスに従えば、普通ではできないような金額で結婚式をあげることもできるようになります。
会場申し込み前にチェックしておくべきポイントを教えられる
紹介された会場に見学に行くと、ウェディングプランナーがあなたに会場の色々な魅力を話してくれます。
ですが、これはウェディング業界のあるあるなのですが、基本的にプランナーは”会場の良い点”しか話してくれません。
マイナスなイメージを持たれてしまうと、申し込みの際、新郎新婦に心のブレーキがかかって、契約が取れないことを恐れているのです。
そして、これはカウンターの専任アドバイザーも一緒で、つまり、プランナーも専任アドバイザーも良いことしか話してくれません。
ですが、ブライダルアドバイザーならそうではありませんよね?
その会場で申し込みをしてもしなくても関係はありませんから、会場のマイナス部分もしっかりと正直に話すことができます。

カウンターとアドバイザーって、同じに見えて実は全く違うんですね。
まとめ
今回は、ブライダルカウンターの特徴とメリット・デメリットについて掘り下げましたがいかがでしたか?
カウンターは無料で相談ができますが、その裏には色々とあなたに良くない点があるのも事実です。
ですが、結婚式の相談窓口はブライダルカウンターだけではありません。
それぞれのメリットとデメリットを考えて、どちらに相談するべきか、パートナーと話し合ってみてください。
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