結婚式をするためには結婚式場を決める必要があって、そのために式場の下見は欠かせないことです。
何件か回るので予定を立てたいのだけれど、1件がどれくらいかかるのか知らない方は多いはず。
そこで今回は、結婚式場の下見にかかる時間とその内容について、ブライダルフェアとの違いも含めて解説します。
結婚式場の下見とは何をするの?
結婚式場の下見は、『式場見学』『会場見学』と呼ばれることが多いです。
式場見学は、結婚式場を探している新郎新婦が、挙式や披露宴を行う会場や控室などの見学、会場の空き状況の確認や見積もりの提示を受けられるもの。

ウェディングプランナーが案内として付きますので、結婚式に関するわからないことも気兼ねなく相談できます。
結婚式場を選ぶ上でとても重要なのが、結婚式場の下見なのです。
ブライダルフェアと式場見学の違い
結婚式場の下見には、『ブライダルフェア』に参加する方法もあります。
ブライダルフェアとは、結婚式場が独自で開催しているイベントで、代表的な内容は以下のとおり。
・ドレス試着会
・模擬挙式
・模擬披露宴
下見より具体的に結婚式のイメージをすることができるので、見学に行く日に開催されていれば参加するほうがオススメ。
ですが、ブライダルフェアは他の方とまとまって行動することもあるので、ゆっくり相談したい場合は式場見学の方が良いです。
結婚式場の下見の内容とそれぞれの時間
では、結婚式場の下見ではどんなことが受けられるのか解説していきます。
式場見学は3つの内容で行われていて、『相談会』『会場見学』『見積もり提示』です。
時間はそれぞれで解説しますが、結婚式場の下見の全体ではおよそ3時間前後が目安。
相談会
案内を担当するウェディングプランナーが、新郎新婦の相談に応じます。
「日取りはいつ頃を考えているのか?」「挙式のスタイルの希望は何か?」「ゲストの人数は?」と色々具体的に聞かれることもありますが、わからなくてもプランナーが説明しながら話をしてくれます。
新郎新婦の希望や条件にあう会場の案内や、見積もりの作成に役立てるための基礎情報を、プランナーが知るためというのも相談会を行う理由の一つ。
ここでの所要時間は、30〜60分というところ。
もし、その後の予定の関係で短めに相談会を終えたい場合は、事前に条件を決めておくと良いです。
その条件とは、「ゲストの人数」「日取り・開始時間」「挙式・披露宴スタイル」「衣装点数」。
このあたりが決まっていれば、話もスムーズに終わりますので、すぐに会場見学に行くことができます。
会場見学
相談会が終われば、要望にあわせた各会場の見学に移ります。
プランナーの説明を受けながら、挙式会場や披露宴会場、新郎新婦の控室(ブライズルーム)などを見学。
会場独自の演出があれば、見学の際に体験できることが多いので、もっともテンションがあがるのは会場の見学です。
ここでの所要時間は、60〜90分を目安にすると良いでしょう。
会場は、そのあと申し込みするまで、希望しない限りは見る機会がありません。
自宅に帰って話ができるように、見学中は写真をとっておくと良い。
見積もり提示
会場の見学が終われば、最後は概算の見積もりです。
プランナーが、それまでに聞いた新郎新婦の条件や希望に沿って作成。
日取りや時間が決まっていれば、会場の空き状況の確認も一緒に行います。
見積もりができたら、見積もり内の各項目や金額の説明を受けて、そして契約のお願いをされます。
見積もり作成と説明がありますので、ここでは60分かかると思ってください。

合わせて押さえてほしいのは、その際に提示された見積もりは、最終的な支払い金額とかなりの差があることが多いということです。
その差は平均して100万円にもなります。
想定していた金額より安い!と思っても、その場では契約しないことが重要。
下見に行くときは事前に予約すること
結婚式場の見学には、連絡せずにいきなり行っても良いのですが、効率的ではありません。
というのも、会場の見学やプランナーへの相談ができない可能性があるから。
ウェディングプランナーは、新郎新婦との打ち合わせや会場の案内でいないことも多く、またその日結婚式が行われていたら、会場を見せられないので、行ってもお断りされる場合もあります。
ですので、結婚式場の下見に行くなら、事前に電話やWebサイトから予約するようにしてください。
その時に合わせて、時間がどれくらいかかるか聞いたり、時間の制限があれば一緒に伝えておくと良いでしょう。
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