結婚式の費用は、招待するゲストの人数でかなり変わりますよね?
そして、ご祝儀も当然変わりますので、そうなると自分たちの負担金額がどれくらいになるのか、気になるところです。

私たちは、今のところ80人を予定しているんですけど…
どうなんでしょうか?
と、疑問に思う方も多いはず。
そこで今回は、招待客80人を例にして、結婚式費用やご祝儀と自己負担について、また具体的な節約方法までしっかりと解説していきます。

例えゲストが80人じゃなくても、全ての人数で参考になるように解説していますので、これから予算を考えるなら参考にしてください。
招待客80人での結婚式の費用相場
結婚式の費用の相場は、あれこれ考えるより、実際にカップルが支払った金額を調べるのが、一番現実に近くなります。
そこで、『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』のアンケート結果から、結婚式の平均金額とゲストの平均人数を見てみましょう。
結婚式費用:平均357.5万円
この結果から、【357.5万円÷69.4人≒5.2万円】ですので、ゲスト1人につき約5.2万円、結婚式では必要ということです。

ということは、80人なら416万円くらいが相場ということですね。
ただし、この金額はあくまで平均から計算したものです。
ドレスの点数や料理のメニューと、披露宴の内容によって全く金額は違うので、参考の金額だと考えておきましょう。
結婚式場のスタイルによっても異なる費用の相場
結婚式の費用の平均は357.5万円ですが、お分かりの通り、これは全ての結婚式場の平均です。
実は、結婚式場のスタイルごとに見てみると、結構金額が違うことがわかります。

結婚式場のスタイルって何のことですか?
結婚式場は、大きく4つのスタイルに分けることができまして、少し紹介すると、、
- 専門式場
- ホテル
- ゲストハウス
- レストラン
そして、このタイプ4つごとに結婚式の総額費用を見てみると、面白いことがわかります。
ゼクシィの同調査では、一番平均が高いのはゲストハウスで、レストランは断トツで平均が低いことがわかったのです。
選ぶ結婚式場のスタイルでも、金額に大きな違いがありますので、価格が気になる方は式場選びの参考にしてみてください。
また、結婚式場のスタイルについては、『結婚式場のタイプーホテル・専門式場・ゲストハウス・レストランの違いとは?』で解説していますので、そちらもどうぞ。
招待客80人でのご祝儀の総額
ゲスト80人での結婚式では、416万円もかかると聞いて、少し動揺している方もいるかもしれません。
でも、動揺するのは少し早いです。
なぜなら結婚式は、ゲストからお預かりするご祝儀がありますから、それを差し引いた金額があなたの負担するお金だからです。
ご祝儀を計算するのは、少しいやらしいかもしれないですが、予算を考える上では、考えなくてはいけないことです。

ご祝儀を計算するのは、少しいやらしいかもしれないですが、予算を考える上では、考えなくてはいけないことです。
『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』で、ご祝儀の総額はこのように発表されています。
ゲストの平均は69.4人ですから、【232.8万円÷69.4人≒3.3万円】となりまして、ゲスト1人あたり3.3万円のご祝儀をお預かりすることになります。
ということで、招待客80人でのご祝儀の総額は、、

でも、ご祝儀は当日にならないと、正直わからないですよね?
ご祝儀は、2人との関係やゲストの状況で、包む金額も違いますので、この金額もあくまで参考ということを忘れないでおきましょう。
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招待客80人での結婚式の自己負担金額
結婚式の相場やご祝儀の総額がわかれば、2人が負担する金額も計算できます。
ですのでゲスト80人の場合では、【416万円-264万円=152万円】となりますので、自己負担は152万円ということになります。

ただ、何度も言いますが、これはあくまで参考の金額です。
選ぶ結婚式場でも、見積もりの金額は全然違いますので、見積もりをもらってから話し合いをするのも、1つの方法かもしれません。
都道府県でも異なる結婚式の相場と自己負担
これまで、全国一律の数字でお伝えしてきましたが、実は都道府県それぞれで、結婚式の相場もかなり違います。
ですので、より具体的に金額を求めるなら、結婚式をあげる地域の相場で考えた方がよりリアルでしょう。
そこで、ゼクシィの同調査から、都道府県の総額とゲスト人数の平均を調べ、ゲスト1人あたりの金額を一覧にしますので参考にしてください。
都道府県 | 平均金額 | 平均ゲスト | 1人当たり |
---|---|---|---|
北海道 | 194.6万円 | 83.0人 | 1.62万円 |
青森・秋田・岩手 | 335.6万円 | 97.6人 | 3.44万円 |
宮城・山形 | 354.3万円 | 68.4人 | 5.18万円 |
福島 | 395.9万円 | 82.0人 | 4.82万円 |
茨城・栃木・群馬 | 379.9万円 | 72.3人 | 5.25万円 |
首都圏 | 372.4万円 | 61.6人 | 6.05万円 |
新潟 | 353.2万円 | 61.8人 | 5.72万円 |
長野・山梨 | 373.8万円 | 71.8人 | 5.21万円 |
富山・石川・福井 | 342.3万円 | 58.5人 | 5.85万円 |
静岡 | 376.2万円 | 73.3人 | 5.13万円 |
東海 | 357.0万円 | 59.4人 | 6.01万円 |
関西 | 348.8万円 | 59.7人 | 5.84万円 |
岡山・広島・山口・鳥取・島根 | 349.1万円 | 65.6人 | 5.33万円 |
四国 | 361.1万円 | 73.8人 | 4.89万円 |
九州 | 377.6万円 | 93.4人 | 4.04万円 |

私たちは九州なので、80人だと…
4.04万円×80人=323万円ってことですね。
ですので、自己負担は【323万円-264万円=59万円】ということになります。
結婚式は、その地域の風習・習慣がかなり影響しますので、それによって金額も全然違います。
結婚式を挙げるエリアが決まっているなら、お金に関する特別な習慣がないかチェックしておくと良いでしょう。

結婚式の見積もりに関するポイント
さて、ゲスト80人での結婚式費用の相場と、自己負担の金額は計算できましたが、ここで1つアドバイスをしておきます。
それは、一番最初に見る見積もりについてです。
今回お話した結婚式の平均金額は、最終的に支払った金額。

ですので、最初に見る見積もりの金額は、300万円程度の金額かもしれないのです。
契約時と最終の支払い時の金額差

え?
ちょっとよくわからないんですけど…
実は、『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』で、契約してどれくらい金額が上がったかアンケートを取っています。
そのアンケート結果では、平均して102万円も上がったことがわかっているんです。
ですので、80人の結婚式は400万円くらいかかりますが、最初の見積もりでは300万円の可能性があるということなのです。

そんなに違ったら、考えていた予算と全然違いますよね…
ですが、これはウェディング業界では普通のこと。
最初からその点は意識して、結婚式場の見学に行かなくてはならないのです。
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結婚式で招待客80人は普通?
結婚式には多くのゲストが参列しますが、80人という人数は普通なの?と気になる方もいるでしょう。

平均が70人ですので、平均よりは少し人数が多めですよね?
『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』のアンケート結果では、60〜90人の間でゲストを招待することが多いという結果でした。
ですので、80人のゲストはかなり一般的な人数ということです。

ですが、実は招待する平均の人数は、都道府県でもかなり違うんですよ。
青森・秋田・岩手県は平均して100人を超えていて、九州も94人と、招待する人数は多めでした。

ゲスト80人でも、場所によっては少ないと思われる場合もあるということですね。
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結婚式で80人招待した際のテーブルレイアウト
ほとんどの方はこれまでの人生の中で、自分のために80人を招待した経験はないと思います。
なので、80人が1つの会場に集まるイメージが、なかなかつかないのは普通のことです。
ですが、これから結婚式会場を選ぶときは、招待するゲストの人数をしっかりイメージできないといけません。
なぜなら、その会場に80人が入って、”広いのか狭いのか”を判断しなくてはいけないからです。
とはいえ、イメージしろと言われても難しいでしょう。

そこで、80人を招待して行う結婚式でのテーブルレイアウトを、2パターン紹介します。
80人を想像するより、テーブルがいくつ入るかイメージする方が簡単だと思いますので、これからの式場見学で役立ててください。
このスタイルは昔よく行われていた方法で、『流しテーブルスタイル』と呼ばれています。
もっともフォーマルなスタイルで、最近は和婚ブームや”逆に目新しい”ということもあり、この方法で行われるケースも増えています。
現在はほとんどの結婚式場ではこのスタイルで行われていて、披露宴と聞くと一般的にこちらの『円卓スタイル』がイメージされるはずです。
大体1テーブルに7〜8人座りますので、80人だとおよそ10テーブルが目安となります。
招待客80人の結婚式を成功させるために注意すべきこと
結婚式は一生に一度の大切なイベントですよね?
だから、絶対に成功させたい!と、だれもが思っているはずです。
成功させるためのポイントは、かなりたくさんあるんですが、今回はゲスト80人の結婚式を成功させる上で、押さえておきたいポイントをご紹介していきます。
結婚式には、確認しないといけないポイントが多いですので、1つ1つしっかりとチェックしていきましょう。
披露宴会場のキャパに注意する
これから結婚式場を選ぶ上で気をつけたいのは、披露宴会場のキャパシティです。
式場見学に行くと、披露宴会場それぞれの収容人数が確認できますので、押さえておきましょう。
もし、キャパよりゲストの人数が多い場合は、テーブルの間隔が近いので、ドレスで通るのが難しくなったり、ゲストが立ち上がるのに苦労することも出てきます。
演出を詰め込みすぎない
ゲスト人数が多い場合、フォトラウンドなどのゲストテーブルを回る演出を入れると、かなり時間がかかります。
ですが、プロフィール映像や衣装チェンジに余興と、多くのイベントを入れていると、せっかくのゲストの交流に時間が取れず、ラウンドも急いで終わらせないといけないのです。
たくさんの演出を入れるのも良いことですが、結婚式はゲストとの交流がメイン。
時間は限られていますので、厳選したプランを考えることがとても大切なのです。
料理や引出物のランクアップ
結婚式のアイテムには、ゲストの人数に合わせて増える内容のものも多いです。
代表的なところは、料理と引出物です。
結婚式の打ち合わせが始まると、料理のコースと決めたり、引出物を考えることになります。
そのときに、「1,000円だから安い」と思ってランクアップすると、それが人数分上がることになりますので、結構な見積もりアップになるので注意しましょう。

1,000円でも80人なら8万円ですので、ゲストの人数分だけ見積もりが上がることを忘れないようにしてください。
まとめ
今回は、ゲスト80人の結婚式について、費用の相場や自己負担を中心に解説をしました。
ポイントは、お話しした費用やご祝儀はあくまで想定ですので、あまり信じすぎないことです。
費用やご祝儀は、予定より増えることもあれば、逆に減ることもあります。
予算ぎりぎりの見積もりでの契約はとても危険ですので、申し込み前に色々検討することが重要です。
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